とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

雑感

「風の時代」に、「ミレニアム世代」「Z世代」に期待すること

占星術的には、今年はこれまでの「地の時代」から「風の時代」に変わる200年に一度のターニングポイントなのだそうだ。 これまで高度成長期などの成長する時代を生きてきた中高年世代は、増加するパイの奪い合いをして、多くを確保できた者が優秀とされた。…

「老害」に寄せて

森元首相の発言を契機に、「老害」という言葉が話題になっている。でも、「老」=「害」ではなく、「老人が害をなす」から「老害」であって、役に立つ老人なら「長老」、役に立たねばただの「老人」。障害者を「生産性がない」と言って殺したり、「LGBTは生…

「男女平等」ではなく「男女公平」。いや、この世に生を受けた者がみんな「公平に生きられる」世の中であってほしい。

しばらく前から、男女の性別の違いについて考えている。森元首相の女性蔑視発言からではない。その前、いつからだろう? 妻の入院中、そして退院後も、リハビリが続いている。「家事ができるように」という目標が掲げられたが、これって「女性は家事をするも…

東京五輪、開催延期でいいじゃない!

東京五輪をどういう形で開催するか。無観客か、外国客の受け入れは見送り、国内の観客だけで開催するか。もしくは中止するか。海外客の受け入れについては「聖火リレーが始まる今月25日までには結論を出したい」と、3日の「5者会談」で橋本会長が発言したそ…

正しい顔の洗い方

ずいぶん前、まだ西田敏行が「探偵!ナイトスクープ」の局長をやっていた時のこと。「顔を上手く洗えない女」という放送があった。「顔を洗おうとすると、肘や床がビチャビチャで水浸しになる。手にすくう水の量など色々試したが、どうしてもビチャビチャに…

新型コロナワクチンは接種すべきか否か

ようやく新型コロナワクチンの接種が日本でも始まった。ただし、われわれ一般人に順番が回ってくるのは早くても6月以降。下手をすれば、来年かもしれない。と思っていたら、先日、友人から届いたメールには、「来年3月31日までに65歳になる人は高齢者枠」と…

平等を保って不平等を論じるのはそう簡単ではない。

森喜朗の女性蔑視発言以来、性の不平等について自省的に考えている。ちなみに「男女平等」と書かないのは、男性・女性の順で表記することに疑義を感じるからだ。世の中には男性・女性で区別されていることが実に多い。男性としてこうした状況をどう考えたら…

川淵三郎に納得してしまったことを反省する。

森喜朗の女性蔑視発言から東京五輪組織委員会が揉めに揉めている。当初は森氏の謝罪で火消しを謀り、一度はIOCもそれを受け入れるコメントを出したが、治まらず、辞任の方向となって、後任にいったんは川淵三郎の就任が報道されたが、それも一夜で撤回。現在…

洗濯洗剤の目盛りの疑問

妻が入院してから、洗濯は基本的に私がしている。わが家は昔ながらの縦型自動洗濯機で、洗濯物を入れてスタートボタンを押すと、洗濯槽がグルグルッと動いて、洗濯機の前面パネルに水量が表示される。それに合わせて液体の洗濯洗剤を投入するのだが、その際…

「生涯現役」はやめて、「生涯溌剌」でいこう。

2月8日付の中日新聞「考える広場」(ネットでは中日新聞購読者以外は読めないようです。m(__)m。)は「身の処し方について」というタイトルで、元中日ドラゴンズの吉見一起さん、INAX元社長の伊奈輝三さん、日本生涯現役推進協議会代表の東滝邦次さんの3人の…

日本経済に対する見方を変える時期が来ている。

先週になるが、現代ビジネスに「中国の若者は『もう日本製より中国製がいい』、その消費意識に起きているヤバい変化」と題する中島恵氏の評論が掲載されていた。タイトルに「ヤバい」という言葉が付いているが、これを読んだ知人もfacebookで「残念な事実」…

ネットニュースで操られていることを自覚しよう

先日読んだ「わかりやすさの罪」の中で、ネットニュースにばかり頼っていると、知らず知らずのうちに情報操作がされ、読みたいニュースばかりが届くようになるという趣旨の記述があった。「まるで偶然」から逃れるために、武田氏は「新聞を読むようにしてい…

新型コロナワクチンの効果持続期間などいくつかの疑問

新型コロナについては、ワクチン接種がいつ始まるかが今一番ホットな話題となっている。「2月には医療従事者から接種が始まり、その後、基礎疾患のある高齢者等を優先に、5月には一般の人への接種も始まる」という報道があったと思ったら、河野行革担当相が…

令和2年の死亡数は前年よりも減少傾向という事実をどう解釈すべきか

コロナ禍が続いている。毎日のように感染者、そして死者数がカウントされ、新型コロナ感染症の恐怖が喧伝される。一方で、インフルエンザの患者は極端に少ないという話も聞く。少し前に、昨年の月別死亡数が実は、新型コロナの感染拡大にもかかわらず、前年…

どうして国はこれほどまでにマイナンバーカードを作らせようとするのだろうか?

昨日の朝刊1面に「マイナンバーカード交付申請書が順次送付されます」と書かれた内閣府・総務省の広告が掲載されていてビックリした。交付率が低いのは知っていたが、一方的に交付申請書を送付するなんて! 「QRコードを使ってスマホでカンタン・無料で申請…

政治家のいらない仕組みを考えるべきかも

コロナ禍はまだまだ収まりそうにない。後手後手に回った感のある菅首相への風当たりは日々厳しくなっているような気がする。考えてみれば菅さんは医師でもなければ感染対策の専門家でもない。ちなみに経済政策の専門家でもなく、行政運営の専門家でもない。…

60歳を過ぎて思う「親友」とは

今週月曜日は「成人の日」。成人式は中止や延期にした自治体が多かったが、それでも「成人の日」を機に「親友」との再会を果たしたり、または会えずに残念に思ったという人も多かったのではないか。私もこれを機に「親友」について考えた。 年末間近に、前会…

コロナ禍に最低限の必要支出を確認する。

1月になったので、昨年1年間の収入と支出をチェックしてみた。支出は毎月のクレジットカード引落し額やATMで引き出した金額などを集計したもの。預金通帳の残高照会をこまめにやっていれば、それほど難しくない。昨年はコロナ禍に加え、妻が長期入院していた…

緊急事態宣言と叫んでも、新型コロナウイルスに聞く耳はない

ようやく首都圏の4都県に緊急事態宣言が出されることになった。年末前から、Yahoo!の「みんなの意見」でも「緊急事態宣言は必要だと思いますか」といった質問が出ていたが、正直、「緊急事態宣言って何?」という思いが拭い切れなかった。昨年春先の緊急事態…

「お別れの会」の主旨は、参列者に感謝を伝えること。

先週17日に、大垣共立銀行の土屋峻会長の「お別れの会」が開かれた。私も会社の関係で付き合いがあることから参列したが、今週になって、なじみの支店長が参列御礼のあいさつにみえた。「こんな言い方がいいのかどうか、わかりませんが、いい『お別れの会』…

Go Toしてほしい業種

ようやく菅首相が、「Go To トラベル」の年末年始の停止を決めた。でも、「Go Toイート」の方は、東京などの都道府県で食事券の新規発行を一時停止しているが、これまで発行された食事券は有効だし、何と14日には農水省が3月以降の新規発行を発表している。…

テレビの効果音が煩い

小さなことだが、最近、TVの効果音が気になってしょうがない。気になりだしたのは、妻が入院し、いつスマホの呼び出し音が鳴るかと気にするようになってからだ。ドラマで鳴り出す呼び出し音に自宅の電話が鳴ったかとドキッとするということは前からあった。…

携帯料金の値下げって、実は不景気促進策ではないのか?

菅総理が言い出した携帯料金の値下げに呼応し、DOCOMOが20Gで2980円のプランを始めると発表した。20Gで2980円はさすがに安い。でも、わが家では私も娘も3Gプランを利用している。20Gって、いったい誰が、何に使っているんだろう? 「月2000円台の激安スマホ2…

自分のために生きるのではなく、人のために生きる。

先日、「心底『死ぬわけにはいかない』と思う。」という記事を投稿したら、友人から「私はいつでも死ねると思っています。…子供たちは独立し、親の役割は果たしたし、世の中の面倒くさいことには辟易としていますから。…毎朝…会社行きたくないと思いながら、…

「GoToキャンペーン」の経済効果と中国の経済成長

先に「日本のコロナ対策は、逆方向へ向かうエンジンを同時に吹かす、惨事便乗型政策ではないのか。」を投稿したが、この記事では「GoToキャンペーン」を経済対策の代表として扱っている。しかし実際のところ「GoToキャンペーン」の経済効果はどれだけのもの…

睡眠薬は麻薬と一緒

妻の退院から1週間後、最初にクモ膜下出血で救急搬送され、手術を受けた病院の脳神経外科を受診した。MRI検査による診断は翌週になったが、投薬について色々と話を伺った。退院時に、リハビリ病院から2週間分の薬が出ているが、主には糖尿病や高血圧等に関す…

心底「死ぬわけにはいかない」と思う。

妻が退院して3週間が過ぎた。お試し退院もあって、だいたい状況は掴めたし、それなりに準備もしたので、予定外に驚いたり、慌てたりすることはなかった。退院最初の週は、訪問看護や訪問リハビリ、デイサービスセンターなど初めての出来事が続いたが、娘が退…

日本のコロナ対策は、逆方向へ向かうエンジンを同時に吹かす、惨事便乗型政策ではないのか。

コロナ感染拡大を前に、「GoToキャンペーン」をいつまでもやめようとしないこれまでの政府の方針は、「アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようだ」と批判されてきたが、ようやく21日になって、菅首相から「GoToキャンペーン」の運用見直しをする方針が発…

政治家がコロナマナーを語る違和感

今週に入って新型コロナの感染者が急増し、19日には東京都が警戒レベルを最も深刻なレベルに引き上げた。ちなみに、東京都の警戒レベルは、「感染状況」と「医療提供体制」に分かれ、「感染状況」が最高レベルの「感染が拡大していると思われる」、「医療提…

ハロウィンとブラックフライデー

今週末の10月31日はハロウィンだが、今年は渋谷などで例年見られるバカ騒ぎはどうなるのだろうか。私が勤める会社のショッピングセンターでは例年、子供たちによる仮装パレードを実施していたが、今年はショッピングセンターのキャラクターが仮装して店内を…