とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ETC1000円割引を止めるとき

 昨日の予算委員会でのやり取りはけっこう面白かった。もっとも新聞やニュースで見る限りだから、よくわからないけど。「マニフェストを守らないのは公約違反だ」と吠える自民党議員がいる一方で、「世論調査を踏まえ、マニフェストに固執するのはやめたらどうか」という議員もいたようで、野党議員もいろいろ。
 もちろん民主党も、郵政会社社長への元大蔵官僚の起用や予算編成における財務省主導の様子などから、外面と内実は違うようで、国民の期待と我慢の限界の狭間で、このままどこまでやっていけるのかかなり不安。
 そうは言っても、自民党がダメだから国民は民主党を選択したわけで、民主党もダメだったら、「やっぱり自民党!」にはならないような気がする。こうして行きつ戻りつして日本はよくなっていくんだろうか。疲弊するばかりでなければよいが。
 高速道路無料化が国民世論という名の下に縮小されつつある。高速道路を無料化するデメリットとしてETC1000円での渋滞発生を指摘する人がいるが、だからと言って彼らがETC1000円の即時中止を主張したということはついぞ聞かない。結局、高速道路無料化に反対する人たちは、反対のための反対をしているだけなのだろう。八ヶ場ダム建設中止に反対する地元の人が、周辺整備を中止してでもダム建設は続行してほしいとは言わないように。
 と思っていたら、年末年始の高速道路ETC割引の期間が発表された。物流が最後の追い込みをする年末は割引にならず、代わりに年明けの4〜6日が割引になると言う。なるほど、こういうふうに戦略的に割引日を設定するのはいいかもしれない。
 一方で地方でも社会実験と称して有料道路の割引が実施されているが、先日公表された実験結果を見ても、「半額にして交通量が増えました」という当たり前の内容。せっかく社会実験というなら、無料にしてみたり、平日割引にしたり、貨物車両やエコカー限定にするなど、いろいろなパターンで実験すればいいのに。無料化の可能性や方法を検討するための材料にすればこそ、社会実験の意味があると思う。