とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

佐見川峡・付知峡の紅葉

 娘がインフルエンザになり、私の痔の手術もあって、このところ家に閉じこもってばかり。急に寒くなった3日、午前中にタマネギの苗を植えてから、おもむろに紅葉を見に行こうと思う。夕方までには帰りたいというので、2時間以内に行けるところ。足助なら1時間で着くけれど、香嵐渓の駐車場に入れるのは至難の業。せせらぎ街道も行ってみたいが少し遠い。といろいろ調べていたら、佐見川峡にたどり着いた。2時間あれば行けるかな。そうなればすぐ出発。12時過ぎに家を出る。
 中央道・東海環状と通って、美濃加茂ICで降り、国道41号を北上する。お腹が減った。それでも少しでも現地に近く・・・ということで白川町の道の駅「ピアチェーレ」で食事。白川茶どんぶりに鍋焼きうどん。食後、地元物産展でお茶をいただき、ハムを試食し、朴葉寿司を買う。
 そこから10分。41号から飛騨川にかかる細い橋を渡り、すれ違いに苦労しそうな細い道を走る。これでも国道256号。しばらく行くと正面に渓谷。橋を渡った所に小さな駐車スペース。平行する旧道に古い橋が架かり、ベンチが置かれている。紅葉橋。おおっ! 渓谷に赤・黄色の紅葉が美しい。たぶんここが佐見川峡
 しばし憩った後、再び車を256号沿いに走らせる。山道を抜けるといい感じの集落が開けている。佐見川はすっかり小川の風情で、田園風景の中になじんでいる。段々畑と民家。小川に木製の橋。ススキに紅葉。
 しかしどこまで続くんだろうと思った頃、道が突然右に折れ、別荘地らしき集落を抜け、峠を越える。山折れの道を下ると、ここもまた山あいの集落。ホウノキがわずかな葉を付けて畑の中に1本立っている。柿の木。石垣。茶畑。「手入れが行き届いた村だね。きっと豊かなんだと思うよ。」と妻が言う。東白川村
 山道を降り切ると川沿いの広い道に出る。しばらく走ると道の駅「茶の里 東白川」。団子状の味噌ダレ餅が二つ刺さった五平餅が1串100円。おからコロッケが90円。安い。1個ずつ食べて小腹をふくらます。
 ここから付知峡は近い。しかし着いたときには4時を過ぎ、日が陰ってきた。広い付知峡の中を走り回って紅葉を探す。渓谷の奥に滝と紅葉を橋の上から楽しむ。
 帰りにまたまた道の駅「花街道付知」に寄る。やっぱりこの時期「栗きんとん」。ついでにまたまた朴葉寿司。夕飯は朴葉寿司の食べ比べ。恵那に出て、恵那川上屋で栗のケーキを買い、夕食後デザートで食す。帰りは中央道が渋滞で、国道19号も渋滞で、家に帰ったら7時近くになってしまった。許せ、娘よ。宿題はできたか? そうか、でかした。お土産は栗きんとん入り栗山ロールだ!