とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

自民党が秋から狂い始め、年が明けたら壊れちゃった

 職場の近くに自民党県本部があり、そのビルの上に温度表示の電光掲示板が立っている。秋頃から表示される温度が異常に高温になったり、逆に氷点下を示したりと、どこか変。「これじゃ信用できないね」と冗談を言っていたら、年が明けたら表示をしなくなっちゃった。「ついに自民党が壊れちゃった」
 というのは温度計の話だが、本家の自民党も野党を自覚してか、どこかおとなしい。自民党政権構想会議が示した「保守主義の理念」が如何なるものかよくわからないが、このまま「よくわからない政党」として埋没しかねない勢いだ。
 もっとも政権交代なった民主党も、鳩山政権の支持率低下が著しい。事業仕分けが唯一のヒットで、あとは振りだしてみれば内野ゴロ、たまに打ち上げればポップフライと国民が期待する事態の改善が見られない。
 かと言って、じっくり構えれば「振らなきゃ当たらない」とマスコミのヤジがひどくて、別に大失策やボコボコに打ち込まれたということはないのだが、ホームランを打たなきゃ政権維持の資格がないという感じ。
 監督のサインがよく見えないと、3塁コーチに立った幹事長が、「これが観客の声だ」とサインを送り、「私が決める」とばかり監督がこれに従う。
 そんな調子でW杯に出場したら、みんながやってるスポーツはサッカーで、「あれ、何しに来たんだ」と言われ、選手交代と言われても、替わるべき選手がいない。
 という状況にならなければいいが。消えてしまった温度表示板を思い出しつつ、1年初めの政界夢物語。