とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

チェルシーvsフラムはチェルシーの順当勝ち

 久しくプレミアリーグを見ていなかった。この間、チェルシーマンUアーセナルももたもたしていたが、結局順位は変わらず、チェルシーが首位。マンUが2位につけて、アーセナルは3位を維持している。
 しかし中位・下位チームはけっこう変動があったようだ。今回の対戦相手のフラムもこのところ絶好調で、第19節にはマンUを3-0と撃破。この首位への挑戦も、開始早々先制点を挙げるとそのままの勢いで前半をしのぎきった。
 先制点は左サイド、コンチェスキーからのクロスをザモラが落とし、ゲラが反転からきれいにシュートしたもの。その後もチェルシーはボール・キープはするものの、フラムの早いチェックになかなかゴール前まで入らせてもらえない。特にDFラインの5〜10mほど前で中盤の選手たちがきれいなラインを作り、バイタルエリアへ全く入る隙をつくらない。このため、6分ドログバ、10分ランパードと、チェルシーミドルシュートを放つしかないと状態。加えて、34分には再びコンチェスキーからのクロスがザモラに渡り、今度はデンプシーがシュート。42分、バラックのFKにドログバが合わせた場面が前半唯一のチャンスだったが、DF陣がクリアした。
 しかし後半に入り、さすがにチェルシーがテンポを上げる。カルーがサイドに流れ、ジルコフが再三オーバーラップして流れを作る。8分、ミケルがミドルシュート。14分にはフェレイラのクロスからドログバがシュート。そして28分、フェレイラに替わったイバノビッチからのクロスがドログバにドンピシャで合って、ついに同点に追い付く。
 こうなるとチェルシー・ペース。チェルシーの個人突破の前に次第にDFラインが深くなり、前半まで見事なラインを作っていたフラムの中盤が乱されて、DFラインに吸収されていく。そして30分、カルーが深くえぐってのクロスをストゥーリッジが深い角度からシュートすると、GKが弾いたボールがDFに当たってオウンゴール。勝ち越し点を与えてしまう。結局これでゲームエンド。チェルシーの力勝ちという印象。
 年末のゲームはこの他、どれも上位チームの順当勝ち。紅白歌合戦の裏でプレミアリーグ3試合を見ようという企画は、「年忘れにっぽんの歌」に加え、「ダイナマイト」があって敢えなく完敗。週末からまたプレミアの放送が始まるが、今度はどのゲームを見せてもらえるのだろうか。