とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

落とし物名人

 昨年の10月にも傘の忘れ物の話を書いている。さらに振り返ると、一昨年の11月にも切符の忘れ物をしたらしい。そして今日はお昼にウォーキングで職場の近くの公園を歩いていて、名札を落としてしまった。
 昼休みに社外に出る際、社内にいる間は名札が必要なため、社外に出たところではずしてズボンのポケットに入れる。同じ右のポケットには、ウォーキングの際に時間を見るための腕時計を入れている。たびたび取り出して時刻を確認するのだが、その際にうっかり落としてしまったらしい。
 12時35分頃、時刻確認をしようとして名札がないことに気付いた。Uターンして戻れば、落とし物を探しつつ時間までに職場に戻れると考えた。途中で同じ職場の人間に出会う。「探してくれ」と頼んで、私はそのまま戻った。かなり戻った末、公園管理事務所があったので、落とし物の届け出をする。
 そのまま帰ってもよかったが、未練があったので、もう一度ウォーキング・コースを歩いてみた。ほぼ3/4周したところで発見! 最初に戻ったときには見つけられず、同僚も通ったはずだが見つけてはくれなかった。コース・サイドのタマツゲの足元に落ちていた。よかった。
 それにしても、こうもたびたび落とし物をすると、すっかり落とし物慣れしてしまう。公園管理事務所のおばさんが「あら大変ね。どうしましょ!」というので、「見つかったら連絡ください。無くなったものはしょうがない。」と落ちついて答えた。まるで主客逆転。
 自分のことを「落とし物名人」と呼ぼう、と思った。