とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アーセナル復活の4連勝 というか、WBAが弱過ぎ

 3連勝で7位まで上がってきたアーセナル。第11節の相手は中位でがんばるウェストブロミッチ。だがゲームは序盤からウェストブロミッチがひたすら守り、アーセナルが攻め続ける。特にウォルコットウェストブロミッチの左SBジョーンズの裏を取っては、何度もクロスを放り込む。だが中央を固めるウェストブロミッチにはね返され、なかなかシュートチャンスが訪れない。
 と思った22分、ラムジーのスルーパスウォルコットがまたもジョーンズの裏を取って走り込み、シュート。GKフォスターが弾いたボールにファンペルシーが詰めてゴール。アーセナルが先制点を挙げた。
 26分にはウェストブロミッチのフィードを受けたコシエルニからソング、アルテタ、ウォルコット、アルテタの縦パスをファンペルシーが戻してウォルコットのスルーパスジェルビーニョが抜け出す。オフサイドになるが、面白いようにパスがつながる。
 そして39分、今度はソングの浮き球のスルーパスファンペルシーが走り込み、クロスをCBフェルメーレンがシュート。追加点を挙げる。CBまでが上がってシュートを放ち、かつ決める。いかにもアーセナルらしい得点。
 後半5分、ドランズがウェストブロミッチの初シュートを放つが、力なく外れる。逆にアーセナルは7分、ファンペルシーのCKにフェルメーレンがドフリーからヘディングシュート。枠は外すが、いくらなんでもゴール前であれだけフリーにするとは。
 その後、アーセナルがペースを落とし、受け身になると、9分ドランズ、13分ブラントとシュート。だがうまく当たらない。15分、ソングの縦パスをファンペルシーが左に流し、ジェルビーニョのクロスにラムジーがシュート。20分、左サイドをジェルビーニョがアルテタとのワンツーで向け出しシュート。22分、ソングが右に流し、ジェルビーニョのクロスにソングがシュート。26分にはウォルコットのクロスにファンペルシーがシュート。
 ここでアーセナルロシツキーベナユンを投入。すると29分、フェルメーレンの縦パスをファンペルシーが受けて右に流し、ロシツキーのクロスを今度はファンペルシーがポストプレー、戻しのパスをアルテタがミドルシュート。ダメ押しの3点目を入れる。
 その後はチョイ、ムルンブを入れたウェストブロミッチが反撃。35分にはチョイがスルーパスで抜け出しシュートを放つが、フェルメーレンが追い付きブロック。42分ブラントのCKにマッコーリーのヘディングシュート。44分モリソンのミドルシュートとシュートを放つが、いずれもアーセナルの守備を崩しきれずこのまま終了。アーセナルが余裕を持って4連勝を飾った。
 中位チーム相手にここまでゲームを支配できれば、アーセナルは完全復活と言っていいだろう。ウェストブロミッチが弱過ぎたという気もするが。セスク、ナスリがいなくなってさらにバランスの取れたチームとなって甦ってきた。これからが楽しみだ。