とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ニューカッスル 奇跡と感動の鉄壁の守備 マンUとドロー

 マンCには3-1と力負け、4位に後退したニューカッスル。マンCに惨敗後3戦連続1-0、相変わらずの勝負強さを発揮しているマンUニューカッスルも敵ではないかと思ったが、ニューカッスルの守備力はすごい。マンC、リバプールと並んでここまでリーグ1位の失点数なだけはある。終盤はほとんど感動ものの鉄壁。思わず興奮してしまった。
 序盤はマンUペース。5分、ルーニーのスルーパスエルナンデスがシュート。ニューカッスルも7分、MFガスリーのクロスがはね返されたところをFWオベスタンがシュート。直後にマンUもエブラのフィードからエルナンデスミドルシュート。さらに8分、ルーニーのスルーパスエルナンデスがDFを一人かわしてシュート。ここ3連勝中に2得点のエルナンデスが好調。だがニューカッスルも球際厳しくプレスをかけていく。
 すると次第にニューカッスル・ペース。11分、MFベンナルファがループ気味のスルーパスにCFバがシュート。GKデヘアがナイスセーブ。19分、オベルタンのクロスに左SBライアン・テイラーがシュートミス。ニューカッスルがパスをつないで攻め込むと、マンUは守備を固め、カウンターから速い攻めを狙う。膠着状態。マンUギグスのドリブルで打開を図る。が、ニューカッスルの寄せが速い。
 30分、ナニのスルーパスエルナンデスがシュート。31分、右SBファビオの長いクロスをギグスが絶妙のワンタッチ、左アウトサイドで流し込む。が、GKクルル、スーパーセーブ。35分、オベルタンがファーディナンドのパスをカットしてミドルシュート。さらに42分、オベルタンのクロスにDFのクリアをキャベイユがシュート。GKデヘア正面。ロスタイムにはルーニーのスルーパスにヤングが抜け出しクロス。だがエルナンデスがシュートミス。前半は二転三転、両チーム譲らず無得点で終えた。
 だが後半早々ゲームが動く。4分、ルーニーのFKは一旦は壁にはね返されるが、再度ボレー。これをS.テイラーがクリアすると、エルナンデスに当たってゴールに吸い込まれる。マンUが運よく先制点を挙げた。
 その後、ゲームはマンUペース。6分、ファビオがエルナンデスとのワンツーからシュート。8分、ヤングのCKをナニがヘッドで流し、ルーニーがヘディングシュート。11分、エブラがドリブルからクロスにヤングがシュート。
 ニューカッスルも15分、CKからグティエレスのクロスをR.テイラーが戻し、コロッチーニボレーシュート。GKデヘアがファインセーブ。そして17分、ベンナルファがふわふわとドリブルで上がり、最後PA内に侵入すると、ファーディナンドがタックル。うまくボールを弾き出したが、ベンナルファが倒れPKの判定。これをバが落ち着いて決めてニューカッスルが同点に追い付いた。
 その後、ニューカッスルも元気を取り戻し、よく追いかけ、素早く寄せて、囲い込む。19分にはオベルタンに代えてサミー・アメオビ、29分にはパーチを投入する。マンUも34分、ゴールキックからナニがドリブルで突破し、クロスにヤングがシュート。DFがブロック。33分、ファビオのドリブルからヤングのクロスにファビオがヘディングシュート。
 だが34分、中盤で攻守によく貢献していたグティエレスが2枚目のイエローで退場。以後を一人少ない10人で戦うことを余儀なくされる。直後のFKにビディッチがドンピシャでヘディングシュートするも、GKクルルが身体に当てるスーパーセーブ。38分、CKのクリアをエブラがミドルシュート。これもGKクルルがファインセーブ。41分、ナニのクロスをヤングがシュート。だがポストにはね返される。さらにCKからキャリックのシュートをDFクリア。さらにルーニーのシュートもDFが詰めて身体を張る。42分、CKからファビオのクロスをエルナンデスがヘディングシュート。今度こそGKを外したが、右SBシンプソンがライン上で抑えてクリア。
 44分、ヤングからギグスのクロスにマケーダがヘディングシュート。ロスタイム1分、ヤングのシュートはS.テイラーがブロック。ロスタイム4分、ギグスのクロスにエルナンデスがシュート。ついにネットを揺するが、オフサイド。終わってみれば、シュート数はマンUの23本に対してニューカッスル9本。一人少なくなって以後のマンUは圧倒的に攻め立てたが、ニューカッスルがことごとくクリア。ニューカッスル・サポーターにはハラハラドキドキ、手に汗握る展開ながら、最後まで守り切った。すごい、ニューカッスル
 マンCには力負けしたが、次節はチェルシー。しばらくニューカッスルが台風の目になりそうだ。