とんま天狗は雲の上

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Jリーグ最終戦 グランパス、新潟で初勝利も勝点差1及ばず

 全9試合が15:30同時キックオフの2011年Jリーグ最終戦。レイソルを勝点差1の2位で追うグランパスはこれまで7ゲーム勝ったことがない新潟ビッグスワンでのアウェイゲーム。ジンクスに負けず絶対勝利するんだという強い気持ちが感じられる気迫あふれる立ち上がりを見せた。
 5分、藤本のクロスにケネディが飛び込む。が、アルビレックスも固い守備で対抗する。6分には中村のミスを拾ったミシェウがドリブル。本間のクロスにミシェウが走り込みシュート。だが増川がブロック。
 グランパスは前から早くと攻め込むが、アルビレックスもカウンターから反撃する。7分には左SB酒井のクロスにミシェウがシュート。グランパスは11分、玉田のドリブルからクロスがDFに当たったところに藤本。だが今一つ合わない。ややあせりがあるか。16分にはダニルソンのクロスをケネディが落とし、玉田が飛び込むが、CB鈴木がブロック。グランパスダニルソンのがんばりが目に付く。
 30分、藤本のクロスにケネディがダイビングヘッド。だがポストに当たり弾き返される。31分には田中隼磨のクロスにケネディがヘディングシュート。35分には阿部のフィードを闘莉王が落としてダニルソンミドルシュート。38分、隼磨からダニルソンのクロスに玉田。39分、CKから玉田のシュートはGKがパンチング。アルビレックスも45分、ミシェウのCKに鈴木がヘディングシュートするが、枠の外。ロスタイムには小川のCKに増川が競り勝って中に戻すが、ケネディと合わない。
 前半はグランパスがゲームを支配するが、ゴールが足りない。それでも後半9分、PA手前で得たFKを玉田が蹴ると、アルビレックスの壁の一番高いところを通って、右サイドのポストに当たってゴールに入った。ようやくグランパス先制。
 20分には藤本のCKを増川がヘディングシュート。DFのクリアをGK小澤が増川と交錯しつつクリア。これがバーに当たりはね返ったところをもう一度増川。だが今度はポストに当たりはね返される。やはりビッグスワンの白鳥はグランパスを嫌っている。21分、闘莉王のFKを小川が落とし、玉田がシュート。
 28分、中村に代えて金崎を投入。その直後29分、金崎のクロスに玉田がヘディングシュート。その後アルビレックスの猛攻を浴びるが何とかしのぎ切る。だが、金崎が不用意にボールを奪われるなど、イマイチ軽い。39分、ブルーノ・ロペスのドリブルからゴールに迫ってのシュート。増川がブロック、最後は楢崎が抑えた。ロスタイムB.ロペスのFKはGK楢崎が抑えてタイムアップ。グランパスが苦手ビッグスワンで初勝利を挙げて、連覇への気迫を見せた。
 だがレッズと戦うレイソルが40分過ぎ、茨田がダメ押しのゴール。3-1で勝利してレイソルがJ1昇格年の優勝という離れ業をやってみせた。
 おめでとうレイソル。次は天皇杯で対決だ。エスパルス戦の敗戦、レイソルとのアウェイゲームでの敗戦が痛かった、など反省もあるが、序盤の低迷からよくぞここまで押し上げた。見事な2位と言おう。今シーズンもありがとう、グランパス