とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

トットナム、エバートンの激しい気迫の前に、3連敗。

 マンC、マンUとの上位決戦に連敗したトットナム。だが、下位チームには負けられない。しかしエバートンも13位ながらこのところ絶好調。第23節でマンCに勝利して、第25節ではチェルシーにも勝利。前節クイーンズパーク戦は引き分けたものの、このところ6戦負けなし。ましてやホームのグディソンパーク。序盤から積極的に攻めていく。
 特に両SHオズマン、コールマンの中盤の二人がいい。積極的にプレスをかけてトットナムの攻撃を自由にさせない。17分、スローインからデフォーが抜け出すが、CBハイティンガがブロック。21分、左SBベインズのFKをジェラビッチとDFが競って、こぼれたところをフェライニがシュート。ここはGKフリーデルがファインセーブ。だがその直後22分、ベインズのスルーパスにオズマンが抜け出してドリブル。戻しのパスをジェラビッチが丁寧にシュート。エバートンが先制点を挙げた。
 25分にもCMドレンテがドリブルで切れ込みシュート。トットナムは前半、ベイルが頑張る。27分、ドリブルからミドルシュートを放つと、29分にもFKはわずかに外れる。激しい中盤の攻防が続く。34分、ジェラビッチのFKにフリーデルがナイスセーブ。39分、アデバヨールの横パスをベイルがシュート。だが、前半はエバートンの気迫の前にトットナムも押され気味。
 後半に入り、かなり気合を入れられたか、序盤からトットナムが積極的に攻撃にかかる。1分、パーカーのスルーパスにデフォーが抜け出し、切り返してシュート。GKハワードがセーブ。6分、サンドロからパカーとつないでデフォーがシュート。さらに8分、パーカーのスルーパスにデフォーが斜めに走り込みシュート。またもGKハワードがセーブ。
 後半に入り、デフォーはよく動き出したが、アデバヨールがほとんど目立たない。9分、サハに交代。12分、アスエコトのクロスがフェライニに当たり、こぼれたところをモドリッチがシュート。さらに23分、アスエコトの長い縦パスからデフォーが落とし、パーカーのサハへのパスがDFに当たりこぼれたところをデフォーがシュート。またもGKハワードがセーブ。
 どうしてもゴールが遠いトットナムボランチのサンドロに代えて、ファンデルファールトを投入する。25分、サハがドリブルからシュート。DFがブロック。エバートンの守備も厳しい。直後にはコールマンのドリブルからオズマンが抜け出しシュート。ここはGKフリーデルが止める。31分、アスエコトのクロスをベイルが胸で落とし、デフォーがシュート。決まったかと思ったが、オフサイド
 エバートンも20分ロドウェル、33分にはジェラビッチに代えてストラックアルルシ、さらに37分ジャギエルカを投入。トットナム必死の反撃。しかしエバートンも負けずに守る。ついにロスタイム。3分、モドリッチのスルーパスファンデルファールトがシュート。DFがブロック。モドリッチのCKからアスエコトが縦パス。サハが抜け出すが、シュートはポストに当たる。さらにデフォーのシュート。
 結局、最後までゴールを割ることができなかった。エバートンが1-0で勝利。トットナムにとってこの敗戦は痛い。ついに2位マンUとの勝ち点差は13。逆に4位アーセナルが肉薄。勝点差はわずか1。5位チェルシーとも勝点差4。このゲームもけっして悪いものではなかったし、気落ちせず、次節以降がんばってほしい。