前日に続いてマンC戦を見る。ウェストブロミッチ戦。4-0の快勝。マンUが敗戦し、勝ち点差4。追撃態勢が整った。
前節、一人ゲームを壊したバロテッリは3試合の出場停止。加えてマンチーニ監督は今シーズンの起用を否定。代わりにFWに入ったのはテベスだった。11月以来の先発出場。また、ダビド・シルバとリチャーズも戻り、ヤヤ・トゥーレは欠場したもののほぼベストメンバーでゲームに臨んだ。
前節ではアーセナルの前に守勢に回るシーンが多かったが、このゲームでは序盤からマンCが圧倒。ウェストブロミッチは序盤から引き気味で、中盤のプレスも弱い。マンCが好きなようにパスをつなぐ。
すると6分、中盤でボールを持ったアグエロがスルスルと中央に進出し、ミドルシュート一発。これが見事に決まり、さっそくマンCが先制する。さらに12分、ナスリがアグエロとのワンツー、さらにテベスとワンツーを決めてゴール前に進出、最後はテベスがミドルシュート。これはコースを外れたが、テベスがボールによくからむ。
22分には右SBリチャーズが中へのドリブルからスルーパス。D.シルバがわずかに届かない。直後にはアグエロからD.シルバ、テベスのポストプレーにD.シルバが抜け出してシュート。いかにもテベスらしい見事なポストプレー。
ウェストブロミッチのチャンスはようやく29分。MFシャルナーが右に流し。右SHコックスのクロス。だが、ワントップ、ロングが届かない。30分、MFアンドリュースのミドルシュートはGKハートの正面。逆に31分、テベスのスルーパスにリチャーズが走り込み、シュート。DFがブロックしたが、きれいなスルーパス、まさかの右SBリチャーズの飛び出しと見事なプレーだった。直後にはD.シルバのループスルーパスにテベスが飛び出すが、わずかに届かない。
後半に入り、序盤ウェストブロミッチが攻めてくる。しかし中盤でボールを絡め取ると、4分、D.シルバが右サイドをスルスルと上がり、クロスにナスリがボレーシュート。8分にもナスリがミドルシュートを放つ。そして9分、ナスリが中盤ゴール前でボールを持つと、惹き付けて左サイドへ。アグエロが飛び出し、シュート。きれいに追加点を挙げた。直後の10分にはテベスが左に流し、ナスリがシュート。わずかに右に外れたが、このコンビも連携が取れている。
ここからはマンCの猛攻。16分、テベスが起点となって、ナスリのスルーパス、アグエロが抜け出し、クロスにテベスがシュート。3点目。なんとテベスはこれが今シーズン初ゴール。さらに19分、左SBクリシーが自陣から長いプレス、左CBオルソンのところまでボールを追いかけると、アグエロが奪って、D.シルバにパス。GKを引きつけてきれいなループシュートで華麗に4点目を追加した。
後は安全運転。18分、テベスに代えてアダム・ジョンソン。26分にはそのA.ジョンソンのクロスにアグエロがヘディングシュート。29分、アグエロに代えてジェコ。36分、D.シルバに代えてサバレタ。最後まで攻め切ってタイムアップ。4-0でマンCが快勝した。
マンUがウィガンに敗戦して、これでまた勝ち点差4。マンUとの対戦まで降格争いのチームとの対戦が続く。連勝してマンUに挑戦したい。それまでに勝ち点差がどうなっているか。プレミアリーグはいよいよ佳境が近づきつつある。