とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

今年も園原の「花桃の里」、そして中津川の「芝桜の里」

 昨年もGW中の5月5日に行った「花桃の里」。今年は4月最後の30日に妻と二人で小旅行。朝、10時過ぎに自宅を出て、今年はまず囲炉裏焼きの「青木屋」へ行く。11時半位に着いて20分位待ったが、意外に早く順番が来た。2100円のしらかばコース。あまごといわなの塩焼きに五平餅が2本とあまごの南蛮漬け、あまご汁、漬物。今年は五平餅のたれに蕗味噌味が増えていた。炭火が暑いが美味しい。満腹になって花桃まつりに向かう。
 今年は月川温泉の駐車場に停めた。700円。少し高いが近いし、他の駐車場にも無料で入れる。これはちょっとお得。花桃はまだ少し早く、つぼみのものも多いが、つぼみが大きいのでそれだけでも風情がある。もちろん満開の花もたくさんあって、ぐるりと歩いて回ると、赤、白、ピンク、紅白の混ざったもの。ピンクにも色々な色があって面白い。
 一回りするとかなりの距離。クルマに戻って、今度は川下の産直広場に向かう。駐車場を移動しても無料で利用できるのがうれしい。妻は植木屋さんと長い時間話した末に、枝垂れ花桃の苗を1500円で購入。植え方、剪定の仕方など色々と教えてもらう。その次は産直農産物のテントへ。ここでも長話。塩麹を買い、こしあぶら、葉たまねぎなどを購入。私は疲れてベンチで一休み。
 3時過ぎにようやく駐車場を出る。どこへ行こうか。妻が先日友人から中津川の「芝桜の里」について話を聞いてきた。そこへ行こうということになり、電話で友人に場所を聞く。「岩寿荘に行って旅館の人に聞くといいよ」と。そのとおりに中津川のラジウム温泉「岩寿荘」に向かう。宿泊するでもなく親切に教えていただいてありがとうございます。

 しかし、ここからまだまだ距離があるしわかりにくい。博石館近くの交差点に大きな看板があるが、それ以降は路端の小さな立て札を頼りに進む。ところが近くに来たところで見失ってしまう。通り過ぎ、戻ってさらに通り過ぎ、あきらめて公民館にいたおばさんに聞く。「イモトデンキを真っ直ぐ行ったところ」。これでようやく到着することができた。
 芝桜の里は地元の農家、青山豊一さんの自宅の周辺の庭を開放したもので、今はもう亡くなられた奥様の遺志を継いで、ご主人の青山さんが端正に育てているもの。白、ピンク、紫の色とりどりの芝桜の間にチューリップやムスカリなどが伸び上って、それは見事な景観を見せている。すばらしい。
 帰りは中央高速で一路自宅へ。少し混んでいたが、無事家に到着した。花桃芝桜。ちょうど盛りを満喫でき、いいコースかもしれない。来年もまた訪ねることになりそうだ。