とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンCがホームの強さを見せて、リバプールを首位から引きずりおろす。

 プレミアリーグがえらいことになっている。勝ち点差2の中にリバプールアーセナル・マンC・チェルシーの4チームがひしめいている。先に行なわれたゲームでアーセナルチェルシーが勝利。首位リバプール、3位マンCのいずれにとっても負けられないゲームだ。
 序盤、まずマンCが攻めていく。5分、左SBコラロフのクロスに右SHヘスス・ナバスがヘディングシュート。ポストを叩く。ナバスとサバレタの右サイドがよく機能する。10分にはナスリのCKからCBコンパニーがヘディングシュート。12分、OHダビド・シルバの縦パスをCFネグレドが落とし、CHヤヤ・トゥーレミドルシュート
 リバプールは何と言ってもスアレスが攻撃の中心。14分、アレンのCKにCFスアレスがヘディングシュート。17分、スアレスのFKはGKハートが正面でキャッチする。さらに16分、19分とスアレスがポストとなってスルーパスに右SHスターリングが抜け出す。特に19分のチャンスはオフサイドの判定だったがミスジャッジ。完全に抜けていた。残念。
 それでも24分、DFからのクリアをCHヘンダーソンが受けて縦に入れると、CFスアレスがポストに入って左に流し、右SHスターリングが抜け出す。GKハートをかわしてトラップしたボールを左SHコウチーニョがシュート。アウェイのリバプールが先制点を挙げた。
 しかしマンCは全くあわてない。27分、左SBコラロフのクロスにCHトゥーレがトラップ一発で3人のDFを抜いてシュート。これは枠を外したが、31分、D.シルバのCKにCBスクルテルとの競り合いに勝ったCBコンパニーがヘディングシュート。これが見事に決まり、マンCが同点に追い付いた。
 33分、CKのクリアからOHシルバが前に運んでスルーパス。右SHナバスが切り返してシュート。40分、リバプールもカウンターから左SHコウチーニョ、右SHスターリングとつなぎ、CFスアレスの落とし、スターリングのスルーパス、もう一度スアレスが落としてコウチーニョがシュート。GKハートがファインセーブを見せる。マンCも42分、CHフェルナンジーニョがOHシルバとのパス交換で抜け出し、ドリブルから右に流してCFネグレドがシュート。CBスクルテルがブロックする。
 そしてアディショナルタイム1分、カウンターから左SHナスリが右に展開。右SHナバスのクロスにCFネグレドがシュート。GKミニョレが弾くが、ボールの勢いを止められずゴールに転がり込む。ゴール。マンCが前半のうちにリードした。
 後半序盤、リバプールが攻勢をかける。3分、右SBジョンソンのクロスをCHアレンがつなぎ、CFスアレスの落としにCHヘンダーソンがミドルシュート。4分、CFスアレスがゴール左サイド深く走り込み、切り返しからシュート。GKハートがセーブ。6分、中盤に下がったスターリングからのフィードにCHヘンダーソンが走り込む。GKハートが競り合ってクリアしたボールをCFスアレスが拾いシュート。ヘンダーソンが触ってオフサイド
 ゴールが遠いリバプール。次第に運動量が落ち始め、ミスも増えてくる。14分、OHシルバの縦パスにCFネグレドループシュート。今度はGKミニョレがナイスセーブ。25分、CKからCFネグレドのヘディングシュートもGKミニョレが止める。
 リバプールは23分、左SHコウチーニョに代えてモーゼスを投入。26分、CKのクリアを右SHスターリングが拾って左に展開。CBスクルテルのクロスにCHヘンダーソンがヒールでシュート。GKハートがナイスセーブ。28分、スローインからCFスアレスがCBコンパニーをうまく抑えて抜け出し、ドリブルからクロスに右SHスターリングがシュート。だがふかしてしまう。
 マンCは27分、左SHナスリに代えてミルナー。32分、CFネグレドに代えてジェコ。42分にはOHシルバに代えてハビ・ガルシアを投入し守備を固める。リバプールも37分、FWアスパスを投入するが、なかなか攻め切れない。40分、スアレスのFKもバーの上を越えていった。
 結局このまま2-1。マンCが勝利してホーム9連勝。リバプールを首位から引きずりおろし、アーセナルに続く2位に浮上した。とは言っても、依然4チームの勝ち点差はわずか3。1ゲームで首位と4位がひっくり返る大接戦。この週末にはまたチェルシーリバプールのビッグゲームがある。そしてプレミア恒例の1月1日のゲームまで中1〜3日のゲームが続く。まさに正念場。見逃せないゲームが続く。