とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アグエロ復帰でマンC爆発4ゴール。もっとも守備は緩くて2失点。

 アーセナルチェルシーと熾烈な首位争いを続けるマンC。第22節は18位カーディフとの対戦。中2日・3日のゲームが続く中、CBデミチェリス、CHハビ・ガルシアと普段控えの選手を起用していく。
 1分、左SBコラロフの縦パスで抜け出した左SHシルバのクロスにFWジェコが待ち構えるがDFがクリア。9分、DFのクリアのこぼれをFWジェコがシュート。GKマーシャルがナイスセーブ。序盤からマンCが攻めていく。そして14分、スローインから左SHシルバが左サイドを抉って、クロスにFWジェコがシュート。当たりそこねだったがゴールに転がり込む。マンC先制。
 その後も21分、左SHシルバのスルーパスにFWネグレドがシュート。24分、右SBサバレタの斜めのクロスにFWネグレドがシュートと攻めていく。マンCが中盤でポンポンとパスをつなぎ、カーディフのプレスがついていけない。
 28分、FWマッチがミドルシュート。これがようやくカーディフの初シュート。ところがその直後の29分、右SBテオフィルカトリーヌのフィードにCHグンナルソンが走り込み、落としを右SHヌーンが受けて、CBデミチェリスをかわしてシュート。マンC一瞬の緩みを突いてカーディフが同点に追い付いた。
 すると途端にカーディフのパスが繋がり出す。しかし逆に中盤が空く。すると33分、CHトゥーレからのスルーパスにFWジェコが抜け出し、DFを惹き付けて右に流すと右SHナバスがシュート。あっという間にマンCが突き放した。その後もマンCが攻め立てて前半は2-1で終えた。
 後半5分、カーディフのFWマッチがミドルシュート。11分にはウィッティンガムのCKがFWマッチの背中に当たってあわやゴールへ。GKハートが抑える。後半もマンCがボールポゼッション高く攻め立てるが、なかなかチャンスがつかめない。16分には左SHシルバの縦パスをFWネグレドが左に流し、左SBコラロフのクロスをFWジェコが落としてシルバが走り込みシュート。チャンスを逃すとマンCはここでFWネグレドに代えて負傷明けのアグエロを投入する。
 カーディフは右SHヌーンが好調。20分、右SHヌーンが右サイドを長駆ドリブル。GKハートを脅かすミドルシュートを放つ。
 マンCは復帰したばかりのアグエロが絶好調。29分、FWジェコのスルーパスに走り込むと、DFを惹き付けて、かわしてシュート。そして31分、中盤でボールを奪ったCHトゥーレがドリブルで持ち上がり、スルーパスをFWアグエロがDFを惹き付けて落としてトゥーレがシュート。マンCが3点目を挙げる。
 さらに攻め立てるマンC。34分、CHトゥーレの長いスルーパスに抜け出したアグエロがCBコルカーを切り返し、切り返して翻弄しシュート。ネットに突き刺して4点目を挙げた。42分には途中出場の左SBクリシーのクロスを左SHコラロフがつないでFWジェコがシュート。アグエロの活躍に途中出場の選手も奮闘する。
 カーディフアディショナルタイム2分、好調ヌーンが右サイドから切り返してミドルシュートを放つ。GKハートが横っ飛び弾き出して得たCKにFWキャンベルがCBデミチェリスのマークを外してシュート。1点を返すが焼き石に水。マンCがそのまま逃げ切って4-2と勝利した。
 これでリーグ7連勝。アーセナルにぴたりと付いて離れない。しかも22ゲームで63ゴールと破格の攻撃力。アグエロが復帰し、ジェコ、ネグレドと先発争いも激しくなる。それは他のポジションも同様。このゲームではCBデミチェリスが緩い守備を見せてしまったが、ベンチにはレスコットナスタシッチが控えて休養をしていた。
 アグエロ復帰でますます強さを見せ付けるマンC。アーセナルチェルシーとの首位争いがいよいよ面白くなってきた。