とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ユベントス完勝。インテル何もできず。

 セリエA第22節、ユベントスインテルのゲームは3-1とユベントスの勝利で終わった。GKブッフォンが前節レッドカードで欠場したが、シュートが少なければGKが誰だろうと関係ない。そんなユベントスの完勝だった。
 3分、ピルロのCKのクリアをCHポグバがヘッドで送り、FWテベスがシュート。GKハンダノビッチがファインセーブで弾き返すと、またもテベスがシュート。GKハンダノビッチがファインセーブの連発だ。12分にもCHポグバのクロスにFWジョレンテがヘディングシュート。序盤からユベントスが攻め込んでいく。プレスは速く、強く、巧い。インテルとはレベルが違う。
 そして15分、CHピルロの縦パスに右WBリヒトシュタインが抜け出してヘディングシュート。あっさりとユベントスが先制点を挙げた。22分にはCHピルロからの長いサイドチェンジのパスが左WBアサモアにピタリ。CHポグバがミドルシュートを放つ。
 インテルのパスはユベントスの守備ブロックの外側をなでるように回すばかり。縦に入れた途端、ユベントスの厳しいプレスに弾き返される。38分、CHポグバのクロスにFWテベスがシュート。インテルの攻撃はようやく40分、ユベントスのミスをOHコバチッチが奪い、3-2となってのカウンター。右に流して放ったCFパラシオのシュートは枠を外す。
 41分、左WBアサモアミドルシュートをGKハンダノビッチが弾くと、さらにアサモアが詰めてシュート。GKハンダノビッチ、またもナイスセーブ。アディショナルタイム2分、CBキエッリーニまでもがドリブルで持ち上がり、そのままシュート。これもGKハンダノビッチがセーブした。
 何とか前半を1失点で抑えたインテルだったが、後半早々またも失点する。2分、ピルロのCKのクリアをCBキエッリーニが戻すと、長友がクリア。しかし当たり損ねたボールをCHビダルが前に送ると、CHポグバが収めてCBキエッリーニがシュート。ユベントスに追加点を献上した。
 7分、CHテデールから左に流し、OHアルバレスのクロスにFWパラシオがシュート。だがゴールが遠い。10分、CHクズマノビッチに代えてFWミリートを投入。反撃を期す。ところが直後のスローインからFWジョレンテポストプレー。CHポグバが受けてシュート。GKハンダノビッチが一旦は弾き返すが、こぼれたボールにCHビダルが詰めてシュート。ユベントスが3点目を入れる。
 インテルはその後、13分右WBダンブロージオ、21分OHボッタを投入。26分、CKのこぼれ球をCBロランドがシュート。これがゴールに転がり込み、ようやくインテルが1点を返したが、反撃もここまで。その後もCHピルロの自在な長短のパスに翻弄され、攻めてもユベントスの守備ブロックにはね返される。結局このままタイムアップ。3-1とユベントスが勝利した。
 インテル完敗。長友は失点につながるクリアミスで評価が低かったが、全体的にはキャプテンマークを付けてよくがんばっていた。だが中盤からプレスをかけられ、DFから前になかなかボールが出なければ仕方がない。ユベントスとの差を如実に感じたゲームだった。