とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

青い目の不思議。「青」は不自然な色?

 冬季オリンピックは北欧の選手が強い。メダルセレモニーなどで彼らの顔がアップにされると青い目の人が多いことに気が付く。どうして目が青いのだろう。これについては、メラニン色素の違いなど、色々と説明されているけれど、他の身体の部分、例えば青い皮膚の人はいないし、青い髪の人もいない。そもそも自然界で青い動物っていないんじゃないか。
 植物であれば、ツユクサやキキョウ、ムスカリ、ラベンダーなど青い花も少なくないが、哺乳類で青い体毛を持つものは聞いたことがない。魚類や昆虫ならいるかな。でもそんなに多くはない印象。緑や茶色が大勢を占めるような気がする。
 最近、ブルーライトの危険性が話題になっている。青色の光は可視光線の中でも最もエネルギー量が高く、眼の角錐や水晶体で吸収される網膜まで達するので、眼に悪影響があると言われている。特にLEDにはブルーライトが多く含まれていると言うが本当だろうか。
 だとしたら青い目の人は大丈夫なのか。青い目の部分は虹彩なので、その色が目に入ることはないから大丈夫か。「青」は自然界では不自然な色という感じはするが、だからと言って、悪者扱いするのもどうかと思う。青い色ですっきりと落ち着く効用はありそうだ。そもそも僕が「青色」と思っている色は、みんな同じ「青色」と感じているんだろうか。色って不思議だ。