とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

激動の2週間の後、いよいよ感動の1ヶ月が始まる。

 突然の退社発表から始まった激動の2週間が終わった。そして今週末からは感動の1ヶ月が始まる。そう、W杯のことだ。地球の裏側、ブラジルで開催されるW杯は日本との時差が12〜13時間。現地夕方のキックオフがちょうど日本では明け方位。最近は年のせいか、5時位に目が覚めるので、ちょうど出勤前に1ゲーム観られるではないかと思っている。1ヶ月間、楽しいW杯であればいいと思っている。
 先週位からW杯を特集した番組が目白押しだ。その多くが日本の活躍を期待し紹介するもので、それらを観ていると、日本のグループリーグ突破は確実、ベスト8進出も当たり前という気がしてくる。でも冷静に考えると、グループCの中で日本はFIFAランクでは断トツのビリだし、グループリーグで敗退する可能性の方が高いと思われる。もちろん、本田、香川、長友と揃ったチームは日本歴代最強だとは思うが、コートジボワールもまた歴代最強。そしてギリシャもコロンビアも同じく歴代最強と言える。2分1敗、または1勝1分1敗が順当な予想ではないだろうか。
 選手たちは日本でここまで期待が高まっていることは知らないだろうが、グループリーグが突破できずに日本に帰って来た時に選手たちがどんな感じで迎えられるのかと思うと今から心配だ。そしてその後は決勝トーナメントへの興味も急速に萎んでしまうんだろうな。安倍首相が集団的自衛権について今国会中に閣議決定と言っているのは、国民の関心がW杯に向かっている間に閣議決定をしてしまおうというハラではないかと勘繰ってしまう。
 もちろん私だって日本のグループリーグ突破を期待している。そしてベスト16でコンフェデ杯の雪辱でイタリアを破り、準々決勝ではスペインと対戦する。そんな夢を見ないではない。だが日本だけに注目するのではなく、他のゲームも毎日最低1ゲーム、観戦していこうと思っている。1日2ゲーム以上観戦するのは仕事に差し支えるのでね。どれを観戦しようか、このところ毎朝、レコーダーの前で予約をしつつ迷っている。