とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1リーグ再開。ガンバ対ヴァンフォーレを観るが、蒸し暑さにW杯に比べるとあれあれな内容だった。

 Jリーグが再会した。先週、W杯が終わったばかりなのに、さっそく今週から中3日の連戦が続く。梅雨明けはまだとは言え、暑い! 湿度が高く、蒸し暑い。ブラジルの北部の都市と比べてどうか知らないが、選手の動きを観ていると、日本の方が身体が重そう。気候のせいか、選手の問題か、わからないが。ガンバ対ヴァンフォーレ戦も思わず眠気が襲ってくる退屈なゲームに終始した。
 前半6分、ヴァンフォーレのFWクリスティアーノが強烈なFKがゴールを襲う。GK東口がナイスセーブ。直後のCKからFWジウシーニョがヘディングシュートを放つが、枠を外す。ヴァンフォーレがオランダを思わせる(ヴァンフォーレの方が先に5バックやってたけど)堅い守備からカウンターで攻めるが、ガンバも受けに回り、ヴァンフォーレがパスを回す展開。8分にもクリスティアーノミドルシュートを放つ。
 しかし9分、ガンバが攻め込むと、FW宇佐美がDFに囲まれた中から突然ミドルシュート。これが見事に決まり、ガンバが先制する。ヴァンフォーレも23分、FWクリスティアーノのドリブルをCB岩下がブロック。こぼれ球をCB佐々木がミドルシュートを放つが、わずかにバーの上に外れていく。ヴァンフォーレの方が優勢だが、攻撃はクリスティアーノジウシーニョ任せで、二人とも単騎突破を図っては止められる繰り返し。CF盛田のポストプレーも今一つつながらない。
 そうこうしているうちに26分、左サイドでFW宇佐美がDFを引き付けて中にパスを入れると、FW倉田がワントラップでボールを上げて、反転からボレーシュート。これがきれいに決まり、ガンバが2-0とリードする。32分にはCH遠藤から右SH阿部、FW倉田とワンタッチでつなぎ、最後はFW宇佐美がミドルシュート。GK荻がファインセーブ。これがこのゲーム唯一、ガンバらしいつなぎが見られたシーン。後はただひたすら守備に徹した。
 ヴァンフォーレは後半頭からクリスティアーノをCFに上げて、シャドーに水野を投入。稲垣を右WBに回して、CH保坂を入れる。
 1分、クリスティアーノがFK。しかし枠を外す。6分、FWジウシーニョのドリブルからの落としをFW水野がミドルシュート。GK東口がセーブ。13分、FW水野が自陣から長い不フィード。CFクリスティアーノが抜け出しGKと一対一となるが、シュートはうまく足に当たらず、GK東口にセーブされてしまう。
 34分にはドイツから加入のFW阿部拓馬を投入。36分、FW阿部がドリブルからクロスを入れるが、右WB稲垣が届かず。CFクリスティアーノも足が止まった。守備でプレスはかけても、パスがつながらない。45分、右WB稲垣がシュートを放つが、枠を捉えられない。
 ガンバは後半シュートゼロ。前半を通してもわずか3本のシュートで2得点。超省エネサッカーでヴァンフォーレを葬って2-0で勝利した。うーん、ああ眠かった。こんなサッカーを見続けるのは、両チームのファン以外にはなかなか辛い。
 その後、Jリーグダイジェストを観たが、フロンターレ以外はけっこう辛いサッカーをしている印象。暑い気候に選手の動きも重い。W杯との違いを感じずにはいられないJリーグ再開だった。