とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マリノス対レイソルは一進一退。セットプレー2発でレイソルが同点に追い付く。

 ここ4ゲーム勝ちなしのマリノス。対するレイソルは前節、好調のフロンターレに対して4-1で完勝。ミッドウィークのスルガ銀行チャンピオンズシップも勝利して、中2日ながら好調なサッカーを期待した。このところ好調の原動力はシャドー・ストライカーに入って活躍する高山。そして若い秋野を左CBに起用した。一方、小林と小椋を出場停止で欠くマリノスは右SB奈良輪、CH三門、そしてCFにラフィーニャを先発させた。
 8分、左SH齋藤がドリブルで仕掛けてシュート。レイソルも12分、右WB藤田のクロスにSS高山がヘディングシュート。これはオフサイドながら、お互い特長を出していく。そして20分、CH三門の縦パスをCFラフィーニャが落とし、OH俊輔、ラフィーニャとつなぎ、右SH兵藤の落としからラフィーニャがシュート。マリノスが先制点を挙げる。
 さらに23分、左SH齋藤がドリブルの仕掛けからシュート。GK菅野が弾き返したところに右SB奈良輪が走り込んでシュート。しかしこれもGK菅野がファインセーブ。しかし直後、CH三門の縦パスを左SH齋藤が走り込んで、CB増嶋をかわしてシュート。これが決まり、マリノスが追加点を挙げる。マリノスはCFラフィーニャと左SH齋藤がいい連携を見せる。
 しかし2点リードしても守れないのが今のマリノス。32分、秋野のCKにCB鈴木がドンピシャ・ヘディングシュート。レイソルが1点を返す。しかしその後もマリノス・ペース。41分、CFラフィーニャが下がってアーリークロスを入れると、あわやゴールの軌道。わずかにポストの左。アディショナルタイムには俊輔のFKや高山のヘディングシュートも見られたが、そのままマリノス1点リードで前半を終えた。
 後半開始からレイソルは大谷に代えてCB渡部を投入。秋野をCHに上げる。だがゲームは一進一退。レイソルはなかなかレアンドロや工藤の前線にボールが収まらない。これはマリノスも一緒。お互いセットプレー頼みの攻撃だが、守備の集中も高く、なかなかチャンスが生まれない。15分にはCH秋野に代えて、19歳小林を投入。さらに24分、高山を諦め、太田を投入する。
 すると17分、右WB藤田のクロスをSS工藤が落とし、CFレアンドロがシュート。GK榎本がセーブ。そして26分、太田のCKにCB増嶋がドンピシャ・ヘディングシュート。レイソルがCKからCBのヘディング2発で同点に追い付いた。28分には右WB藤田のクロスをCFレアンドロが落とし、右SS工藤がシュート。惜しくもポストにはね返される。
 マリノスも29分、俊輔に代えてFW伊藤を投入。前線を2トップにすると、35分にはCH中町に代えてファビオを投入。さらに高さを加える。36分、SS工藤がドリブルからミドルシュート。さらにSS大田のクロスからCFレアンドロミドルシュートマリノスも兵藤のCKにCHファビオが高いヘディングシュート。お互い疲れてプレスが緩み、シュートを放つが、攻撃陣もお疲れ。マリノスは39分、藤本を投入するも決定的な場面は作れず。このままタイムアップを迎え、2-2で引き分けた。
 もっと面白いゲームが見られるかと期待したが、レイソルも中2日は辛かったようだ。マリノスはセットプレーでの2失点は問題。守りのチームが守りで追い付かれているようでは勝利はおぼつかない。まだレイソルの方に可能性を感じたゲームだった。