とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

盗難自転車の見分け方?

 先日、わが家の石積み擁壁の脇に自転車が1台停められていた。盗難され放置されたものだろうと思い、1日様子を見たが、持ち去られる気配がないので警察に電話した。すると、「すぐに交番から自転車を確認に行かせます。盗難車だったら警察で引き取りますが、そうでなければ市役所が担当となります。その場合はこちらから市役所へ連絡をしますが、少し時間がかかるかもしれません。明日の朝になっても自転車がそのままであれば市役所の対応となったということでご理解ください。」とのことだった。
 そして自転車は今もまだ放置されたままだ。警察としては盗難車ではないという判断だったのだろう。市役所の担当ということは不法投棄という扱いだろうか。確かに、自転車には名前等の記載も盗難登録シールもない。だが剥がした跡のようなものが残っている。しかも不具合はなく、完全に自転車として使用できる。どう考えても不法投棄された自転車という感じはしない。誰かが盗み、使用して、乗り捨てたという感じだ。名前の消去などの作業は誰がやったかわからない。何人かの手を経てここにあるのだろうか。
 色や形などが同様な自転車の盗難届が出ていないということだろうか。被盗難者があきらめたということかもしれないし、隣町で盗まれた自転車かもしれないではないか。不法投棄として収得した市役所は、この自転車をどうするのだろうか。普通に考えれば不燃ゴミとして廃棄だろうか。だが、十分使用可能な自転車である。もったいない。
 盗難品や遺失物であれば、時効成立後、販売などがされることがある。不法投棄の自転車も修理して中古自転車として販売するのだろうか。無料レンタル自転車として再利用なんて話も聞いたことがある。さてわが家の横に放置された自転車はどういう運命を辿るのだろうか。今日現在、まだわが家の横に放置されたままだ。