とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ 第15節 シャルケ対ケルン

 先々週のゲーム。大迫のプレー振りを観たくて録画をした。でも大迫はベンチにも入らず。それでも内田はちゃんとレギュラーを確保。3バックになっても右WBで先発した。3バックにしてから3連勝で4位に浮上したシャルケに対してケルンは3連敗で12位。ゲームも前半はシャルケ・ペースで進む。ケルンは守備意識高く引き気味。逆にシャルケは内田とフックスの両WBが高い位置を取り、交互に上がっていく。
 10分、右WB内田が右SHバルネッタにボールを預けると、ゴール前まで上がっていく。そこでパスが出ないと再びサイドに開き、バルネッタの縦パスを受けて内田がクロス。FWフンテラールが胸トラップからシュート。DFがブロックする。21分にはCBキルヒホフのフィードを右WB内田が胸で落とし、FWシュポモティングがシュート。さらに25分、右WB内田がFWシュポモティングとのパス交換からゴール前までドリブルで切れ込む。パスはDFにブロックされた。しかし内田が積極的にゴール前まで上がっていく。26分、右CBノイシュテッターからのサイドチェンジを左WBフックスがヘッドで落とし、左SHマイアーがシュート。これで得たCKをフックスが蹴ると、CBノイシュテッターがシュート。枠を外す。
 ケルンは引き気味だが、両WBを高く上げるシャルケのDFの裏をスルーパスで狙っていくが、シャルケのDFが集中力高く、裏を取らせない。30分、FWシュポモティングのポストプレーから左WBフックスのクロスに右SHバルネッタがシュート。35分、右WB内田がドリブルで中へ入っていくと、FWフンテラールが右に持ち出し、右SHバルネッタのクロスに何と内田がヘディングシュート。43分には高い位置取りの右WB内田が中へパス、左SHマイアーがシュート。前半は圧倒的にシャルケが押していたが、どうしてもゴールが遠い。スコアレスのまま前半を終えた。
 ところが後半1分、右SBオルコウスキのクロスをCBヘベデスがクリアミス。OHゲアハルトへのナイスパスとなって、クロスにCFウジャーがシュート。ケルンが先制点を挙げる。するとこれでケルンに勢いが出る。9分、CFウジャーのスルーパスに左FWシュベントが抜け出してGKと一対一。だがシュートはGKフェールマンがファインセーブで止めた。
 そして22分、右FWリッセからのパスに右SBオルコウスキがPA内に侵入すると、CBヘベデスが手をかけて倒してしまう。PK。これをCHレーマンが決めて、ケルンが2-0と突き放した。その後シャルケは攻めあぐねる。40分、途中交代の右SHクレメンスが右に流し、右WB内田のクロスに同じく途中交代の左WBザネがヘディングシュート。ようやく1点を返すが、反撃もここまで。前半はシャルケが圧倒していたはずなのに、終わってみればケルンが2-1で勝利した。
 でも内田のパフォーマンスはとってもよい。よく上がって攻撃に絡み、守備も読みと集中力できっちり守る。このゲームではCBヘベデスにツキがなかった。が、その後のミッドウィークのパーダーボルン戦では勝利。土曜日のハンブルガー戦はドローで5位をキープしている。この調子で少しでも首位に迫っていきたい。いやせめて2位に上がりたい。