とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プロの靴屋の店員は靴のサイズをピタリと当てる。

 十数年前から仕事用の皮靴はハッシュパピーを愛用している。幅広で足に楽。10年ほど前に近くにオープンしたアウトレットモールにハッシュパピーのショップがあったのだが、最近閉店してしまった。それで近くに他のショップがないかと検索したら、市内のショッピングモールにあることがわかった。それで先日その店にハッシュパピーの靴を買いに行った。

 とは言ってもハッシュパピー専門のショップではなく、リーガルなど他のブランドも扱っていて、その一画にハッシュパピーも置かれている。たまたまその日は50歳過ぎのおばさんの店員さんが一人いただけ。ハッシュパピーもいろいろなデザインがあるが、気に入ったデザインの靴はあいにくちょうど合うサイズのものがなかった。そうしたらその店員さんが「あなたならもうワンサイズ小さい靴の方がちょうどいいのではないですか」と言う。

 そして出された靴を履いてみたら、確かにぴったりだ。その時までその店で靴を脱いでサイズを合わせるようなことはしていない。ただ靴を探していただけ。どうして私にぴったりの靴のサイズがわかる? プロの靴屋の店員はさっと見ただけで人の靴のサイズがわかるのだろうか。それともその時に履いていたスニーカーが少し大きいと思ったのだろうか。またはハッシュパピーは他の靴に比べて大き目ということか。

 私は身長に比べて靴のサイズが小さい。「バカの大足、たわけの小足、ちょうどいいのはクソたわけ」とは昔おじいさんが言っていたが、私は「たわけの小足」。でもそんなこと、体格を見ただけでわかるわけない。いまだにどうしてあの店員さんは私の靴のサイズがわかったのだろうかと不思議で仕方がない。やはりプロの靴屋の店員ともなると、長年の経験で、体格や動きなどから靴のサイズがピタリとわかるのだろうか。さすがだ。