とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

職場パワハラに悩む。そして黄綬褒章受賞祝賀会。

 職場内でG氏のパワハラが目に余る。部下から上がってくる決裁にはことごとくいちゃもんをつけ、反論すると「ばかやろう!俺に逆らうのか」と怒鳴りつける。業務改善などを突然思い付いては無理やり部下に押し付ける。そのくせ、話している間にも意見がコロコロと変わる。とにかく横暴で、部下からの評価は最低。部下だけではない。下請け業者など当方よりも先方の立場が下だと思うと、猛烈に叱りつけたり、無理な注文をしたりする。それでいて、上司や上客相手にはやたらと腰が低い。だがよく聞いていると、適当にその場で取り繕い、うそを言っていることも多い。不都合は部下や下請け業者のせいにする。
 そんな噂は聞いていたが、なかなか目撃する場面がない。私が行くと、途端に腰が低くなる。人事部へ訴えたらどうかと思うが、当該部署からそうした状況の報告がなかなか上がってこない。課長の方が年下で抑えがきかない。来年で退職なので大目に見ている状況もあったかもしれない。2ヶ月後には配属転換を行うことにしているが、それまで部下たちが保つか心配だ。昨日も怒鳴りつけられた部下が午前中で体調不良を訴え、帰宅したと聞いた。
 話は変わるが、昨日は夜、黄綬褒章を受章した先輩の祝賀会があった。スピーチをしてほしいということで悩んだが、トップバッターの知人が楽しく話をされたので、私も何とか無事にスピーチをすることができた。先週末、「がっちりマンデー」でたまたま黄綬褒章受章者のスゴ技を紹介していた。それでその話をさせてもらった。黄綬褒章を受ける人はどこかみんな似ているような気がする。寡黙に業務に専念し、部下や我々後輩には「俺を見習え」と背中で語っている。
 祝賀会には数年会ってなかった知人などもいて、楽しい時間を過ごした。受賞した先輩の奥様とも楽しく談笑させてもらった。受賞前の控室に桑田佳祐の姿もあったと嬉しそうに語っていた。祝賀会はもちろん会費を集めて開催されたが、帰りのお土産などを考えると、受章者がかなり持ち出しているのだろうと思う。ホールインワンみたいなものか。もし将来、私にそんな話があったら辞退しよう。だって大変じゃない。第二の結婚式みたいだった。