とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

Jリーグ 第11節 サンフレッチェ対ガンバ

 昼に行われたゲームで首位レッズは引分け、2位FC東京は敗戦し、3位サンフレッチェ、4位ガンバにとっては上位に進出するチャンス。ガンバは前節の敗戦をリカバリーしたいし、サンフレッチェは5連勝の勢いのまま勝利を狙う。
 開始1分、FW野津田から左に展開したボールを左WB柏がクロス。FW柴崎のヘディングシュートはバーを叩く。4分にも左WB柏のクロスに右WB清水がヘディングでゴール前に落とすがDFがクリアする。ガンバも11分、CH今野の縦パスを受けたFW宇佐美が素早い反転からミドルシュートを放つ。DFがブロック。しかし前半はサンフレッチェの方に勢いがある。17分、FW野津田のミドルシュートはGK東口がファインセーブ。続くCKからこぼれ球をFW野津田が縦に入れ、右WB清水がシュート。だがこれもGK東口がナイスセーブで弾き返す。
 ガンバも24分、FWリンスがDFを背にすり抜けて前を向きクロスを入れるが、走り込んだ右SH阿部に届かない。26分には左SB藤春のクロスを左SH大森が落とし、FWリンスがボレーシュート。しかし枠を外す。前半のガンバはしっかりと守備を固め、攻撃はカウンター主体。44分、CF佐藤のポストからFW柴崎が左に流し、左WB柏のクロスにCH青山がミドルシュート。しかしこれもGK東口がナイスセーブ。前半はガンバがGK東口の再三のファインセーブで守り切って、スコアレスで終えた。
 後半2分、FW宇佐美の仕掛けから左SH大森がシュート。しかし枠を外す。後半は一転、ガンバが前からプレスをかけていく。12分、サンフレッチェFW野津田のFKは枠を外す。そして15分、今度はガンバが同じような位置でFK。CH遠藤が蹴ると、CB岩下がヘディングで落とす。DFがクリアするが、もう一度岩下がゴール前に入れるとFWリンスがヘディングシュート。ガンバが先制する。
 サンフレッチェは14分、佐藤に代えてCF浅野を投入したのに続いて、21分には右WBミキッチを投入する。23分、CF浅野がドリブルで前進するが、味方の選手を待つ間にDFにボールを奪われる。24分、FW野津田のクロスにCF浅野がヘディングシュート。DFがクリア。29分、CB塩谷のFKは枠を捉えられない。29分には野津田に代えてドウグラスを投入した。
 31分、CH今野のスルーパスに走り込んだ左SH藤春がクロス性のシュート。ポストを叩く。サンフレッチェも33分、ガンバゴールに攻め込んで、左WB柏のクロスにCB塩谷がミドルシュート。しかしGK東口が正面でキャッチ。36分、FW柴崎のCKにCB水本がヘディングシュート。40分、CH青山のFKも枠を外す。42分、左WB柏のクロスにFWドウグラスがヘディングシュート。GK東口がキャッチ。44分、CB塩谷の強烈なミドルシュートもGK東口がファインセーブで弾きだした。
 終盤サンフレッチェが必死に反撃するが、ガンバの守備が堅い。アディショナルタイム2分、左WB柏から中へパス。CB水本がクロスを入れると、FWドウグラスがバイシクルシュート。しかしGK東口が抑えてゴールを許さない。結局最後までガンバが守り切って1-0と勝利した。
 これでガンバがサンフレッチェをかわして3位に浮上。レッズとの勝ち点差も2に縮め、再び射程圏内に捉える。短期決戦の前半戦はレッズの一人旅かと思ったが、これで少しは面白くなってきた。次節のレッズ対FC東京の首位決戦が楽しみだ。