とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

替え刃商法

 2年ほど前に電気シェーバーを買い換えた。その時のことは、「電気シェーバーの性能は価格に比例する?」で書いている。
 連休前にひげを剃っていたらチクッとして少し血が流れた。刃の装着の仕方が悪くて皮膚をはさんだかと思ったが、翌日も使ってみるとやはり痛い。よく見ると2枚ある外刃の一方がずれてわずかに飛び出ている。裏側のフックが外れているかと思ったが、うまく元に戻らない。よくよく見ると、外刃の内側のガイドの板が飛び出ていた。これは故障だろ。保証書を見ると5年保証となっている。さっそく連休中の1日に購入した家電店に電気シェーバーと保証書を持っていった。
 ところがおばさんの店員さんがあっさりと「これは替え刃交換となります。替え刃は保証の対象とはなりません。」と言う。確かに替え刃は保証対象外と書いてあるが、刃自体が悪くなったのではなく、その内側についているガイド板の不具合だろと抵抗したが聞く耳持たず。結局、替え刃を購入することとなった。
 これが高い。消費税込みで4000円を超えた。本体は9000円マイナス1000円だから、結局、替え刃が本体の半分の価格ということになる。なんと、替え刃商法か。
 替え刃は内側のガイド板の部分も含めて一体の構造となっており、交換をしたらまた気持ちよく剃れるようになった。改めてかつてのブログを読み返すと、18ヶ月で替え刃交換ランプが点灯すると書いてある。そんなもの点いていたかな。でも購入してから2年以上が経過しているから、替え刃交換の時期ではあったわけだ。仕方ないか。
 それにしても高すぎる。結局、そういう商売なんだろう。プリンターも本体に比べてインクが相対的に高く、インク商法と呼ばれる。電気シェーバーの替え刃を交換なんてこれまでしたことがなかったので知らなかった。もう一度前のブログを見ると、先代のシェーバーは2000円程度で購入し、2年で交換した。それよりははるかに剃り心地がいいから、2年で4000円は仕方がないところだろうか。納得できるような、したくないような、そんな気分だ。