とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

Jリーグ 第17節 フロンターレ対アントラーズ

 Jリーグは前節レッズが優勝を決めて、土曜日が第一ステージ最終戦の第17節。フロンターレアントラーズのゲームを放送していたので観戦した。フロンターレはここまで5位。アントラーズは8位と中位に低迷する。それでも第一ステージ最終戦ということでアントラーズは柴崎を休ませた。代わりに青木が先発。またケガで脱落のジネイに代えて赤崎がCFで先発した。一方のフロンターレはケガで離脱していた大島と小林がようやく復帰。しかしこのゲームではベンチからのスタート。先発はCH森谷、そしてFWには船山が入った。
 2分、FW船山からのパスを受けて上がってきたCH森谷がミドルシュート。序盤、フロンターレが積極的にパスをつないで攻める。そして8分、左WB小宮山のクロスに右WBエウシーニョがナイストラップからシュート。フロンターレが先制点を挙げる。
 アントラーズも10分、右FWカイオのクロスから左FW金崎がミドルシュート。バーを叩く。しかしゲームはフロンターレ・ペース。13分、FW船山の落としからCF大久保がミドルシュート。15分、FWレナトが中に切れ込んでミドルシュート。GK佐藤が弾いたボールをCH森谷が拾いクロスをFW船山がシュート。しかし枠を外す。そして34分、中盤でボールを拾ったレナトが強烈なミドルシュートフロンターレが先に追加点を挙げてアントラーズを突き放した。
 そこからようやくアントラーズが反撃する。37分、CH小笠原の縦パスを受けてOH土居がドリブルからシュート。そして44分、右SB西のクロスをOH土居が落とし金崎がミドルシュート。見事に決まり、アントラーズが1点を返す。その後はアディショナルタイム1分、FWカイオがミドルシュート。2分CH青木がミドルシュート。さらにOH土居がCF赤崎とのワンツーで抜け出してシュート。GK新井がナイスセーブ。前半はフロンターレ1点リードで終えた。
 後半に入り、フロンターレは最初からCH森谷に代えて大島を投入する。すると2分、FW船山から右に展開。右WBエウシーニョの縦パスに船山が走り込んで、GKとDFの間にどちらも触れない絶妙のクロス。その間を抜けたボールにCF大久保が走り込んでシュート。見事なゴールでフロンターレが3点目を挙げた。
 アントラーズも反撃する。3分、FWカイオの縦パスからOH土居がループシュート。しかしバーに当たる。11分には右SB西がドリブルからミドルシュート。しかしGK新井が弾き返す。そして14分、左サイドからCH青木がニアへクロス。ここへCF赤崎が飛び込んでシュート。アントラーズがまたも1点を返す。
 するとすかさずフロンターレはFW船山に代えて中村堅剛を投入。アントラーズは17分、金崎に代えて中村充孝を投入。すると直後にカイオがミドルシュート。23分には左SBに若い鈴木を投入。直後、CH青木がミドルシュートを放つ。さらに27分、OH土居に代えて本山を投入。
 フロンターレは32分、レナトに代えて小林悠を投入。フォーメーションも4-4-4に変更して守っていく。35分には右SHエウシーニョが足を痛める。それでも必死に守る。アントラーズも40分、FWカイオの縦パスからCF赤崎が切れ込んでミドルシュート。DFがブロック。41分にはCH小笠原のクロスにCB植田がヘディングシュート。しかしゴールを割れない。その後もアントラーズが攻め続けるが、フロンターレがしっかりと守る。結局このままタイムアップ。3-2でフロンターレが勝利した。
 本来なら優勝争いをしてもおかしくない両チーム。それでもフロンターレは大島、小林悠とようやくケガ人が帰ってきた。第二ステージの奮闘を期待しよう。一方のアントラーズはジネイの長期離脱が痛い。金崎は一人奮闘するものの連携した攻撃ができていない。ましてや柴崎抜きではきついだろう。ダヴィの早い復帰が待たれる。まだまだ厳しい戦いが続きそうだ。