とんま天狗は雲の上

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ブンデスリーガ第2節 インゴルシュタット対ドルトムント

 ドルトムントの開幕戦は予約したのに録画失敗。香川が今季初ゴールを決めた第2節を楽しみに観始めた。相手は初めてブンデスリーガ1部に昇格したインゴルシュタットだが、開幕戦ではマインツ相手に勝利を挙げている。
 香川はトップ下。アンカーに若いバイグルが座り、ギュンドアンが中盤で攻守両面をカバーする。6分、CBフメルスのFKから左SBシュメルツァーのクロスに右SHロイスがシュート。しかし枠を外す。15分、左SBシュメルツァーのスルーパスに抜け出した右SHロイスが戻すとCFオバメヤンがシュート。しかしこれも決められない。17分にはOH香川のパスからCHギュンドアンがドリブルで前に運び、クロスを送るもわずかにCFオバメヤンに届かない。18分、今度はOH香川のドリブルから右に流して右SHムヒタリャンがシュート。しかしこれも枠を外す。
 なかなかチャンスをモノにできないドルトムント。香川はピッチ広く顔を出し積極的にボールを受けに回る。一方、インゴルシュタットドルトムントを尊重しすぎか、前半は守備ブロックを作って守っている。21分、CKのクリアをCHバイグルの縦に送ってCFオバメヤンがシュート。28分、CBスボティッチの縦パスをCFオバメヤンが落とし、右SHロイスがシュート。そして34分には右SBギュンターのクロスから左SHムヒタリャンのスルーパスにOH香川が抜け出す。がトラップが弾んでシュートを決められない。前半はこのままスコアレス。ゴールが遠いドルトムントに嫌な感じが漂う。
 すると後半、インゴルシュタットが積極的に高い位置からプレスをかけてきた。4分、MFモラレスがドリブルで上がり、ヒールで落とすと右SHハルトマンがミドルシュート。GKブエルキがファインセーブで防ぐ。さらに押し込むインゴルシュタット。しかしそうなると逆に守備に穴が開く。10分、CHバイグルの縦パスを左SHムヒタリャンが右に流すと、右SBギンターが切り返してミドルシュート。これが決まり、ついにドルトムントが先制点を挙げた。
 すると15分にはCHギュンドアンの縦パスから右SHロイスが左に流したパスに走り込んだ左SBシュメルツァーを右SHハルトマンが倒してしまう。これで得たPKをロイスが決めて、ドルトムントが2-0と突き放す。インゴルシュタットも17分、MFグロースのフィードを左SHレッキーが落とし、変わったばかりの右SHレックスがミドルシュート。しかしこれもGKブエルキがファインセーブで弾きだす。するとまたゲームはドルトムント・ペースに。27分、CHバイグルの縦パスをOH香川が右に流し、右SHロイスのクロスにCFオバメヤンがシュート。GKニュランがセーブ。
 29分、ドルトムントはムヒタリャンに代えて右SHホフマンを投入。インゴルシュタットも負傷の左SBエンゲリに代えてズットナーを投入する。29分、左SHロイスのシュートはGKニュランがナイスセーブ。はね返りを拾ったOH香川がクロスを入れるとCBフメルスがヘディングシュート。しかしわずかにバーを越える。
 2点リードしてからまたゴールが遠いドルトムントだったが、39分、CFオバメヤンのキープから右SHホフマンのクロスにOH香川が切り返してミドルシュート。DFの股下を抜いてゴール隅に転がり込んだ。香川がダメ押しの3点目を入れた。アディショナルタイムには右SBギンターのクロスにCFオバメヤンがシュート。終わってみれば4-0。ドルトムントが快勝して2連勝を挙げた。
 香川はトップ下としてよく動いている。ロイスだけでなくムヒタリャンやオバメヤン、ギュンドアンとの連携もよくなってきた。そして初ゴール。今シーズンはそこそこ活躍できそうだ。そしてドルトムントも今シーズンは優勝争いができるだろうか。快調なスタートを切ったようだ。