とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第23節 レスター対ストーク

 アーセナルやマンCの不調にも助けられ、年を越えても勝点差なしの2位に付けるレスターはホームでストークを迎える。前節ゴールをした岡崎にはそろそろホームでのゴールを期待したいゲーム。いつものメンバーの中に岡崎も先発で出場した。

 しかし序盤はどちらかと言えばストークがボールを持って攻める展開。右SHのシャキリから再三いいスルーパスが出されるが、今一つFW陣に合わない。岡崎も序盤から奮闘する。10分には左SHオルブライトンのクロスにFW岡崎がヘディングシュート。GKバトランドがキャッチする。12分にも左SHオルブライトンのクロスにFW岡崎がダイビング・ヘッド。しかしわずかに届かず、DFがクリアした。

 シャキリのパスがつながらないと、ゲームは次第にレスター・ペースになってくる。ストークは18分、左SBピーテルスのクロスに左SHウォルターズが走り込むが、わずかに届かずGKシュマイケルがキャッチする。するとそこからのカウンターからCHカンテがボールを運び、左に流すと、左SHオルブライトンのクロスにFWバーディーがシュート。しかしGKバトランドがセーブする。続くCKを左SBフックスが蹴ると、右SHマレズがオーバーヘッドキック。わずかに左に外した。

 28分にはストークのCKからレスターがカウンター。CHドリンクウォーターのクロスにFW岡崎が飛び込むが、わずかに届かない。36分には左SHオルブライトンのクロスのこぼれからFW岡崎がミドルシュート。しかしこれも大きく枠を外れていった。なかなかゴールが遠いレスター。だがゲームはレスターがストークを押し込んでいく。そして42分、オルブライトンの蹴ったCKのクリアをCHドリンクウォーターが拾ってミドルシュート。これが決まり、レスターが前半のうちに1点を先制した。

 後半になってもレスターの前からのプレスがよく効いて、ストークを攻めさせない。12分、右SHマレズのドリブルから左に流すが、FW岡崎にはわずかに届かない。ストークも16分、右SBジョンソンのクロスにFWホセルがヘディングシュート。強いシュートだったが、GKシュマイケルの正面。キャッチされる。

 すると17分、岡崎が中盤で守備に戻った際に左SHオルブライトンと接触。膝を痛めてFWウジョアと交代する。やや残念な結果だが、ホームのサポーターは暖かい。退場する時にはスタンディング・オベーションに包まれて、岡崎に対する期待の高さを痛感した。21分、代わったFWウジョアが積極的にミドルシュートを放つ。そして21分、FWウジョアの落としからCHドリンクウォーターのスルーパスにバーディーが反応してシュート。追加点を挙げる。

 ストークは26分、FWオデムウィンギ、34分にはシャキリに代えてベテランの長身FWクラウトを投入する。32分、左SHオルブライトンの縦パスから右SHマレズがスルーパス、CHドリンクウォーターが走り込んでクロスを送るも、FWウジョアに合わない。35分にはCHカンテのスルーパスにFWバーディーが走り込むが、わずかに合わず。クリアされる。そして42分、FWウジョアのポストプレーからFWバーディーが右サイドに走り込みキープをすると、右SHマレズにつないでクロスにFWウジョアがシュート。ダメ押しの3点目を挙げて、そのままレスターが勝ち切った。3-0。

 今節、アーセナルチェルシーに敗戦し、再びレスターが首位に立った。しかしレスターの次の相手はリバプール。そしてマンC、アーセナルと続く。正念場だ。そして依然好調なレスター。岡崎もだいぶ調子を上げている。ぜひこの3連戦の中で勝利につながるゴールを奪ってほしい。サポーターの信頼と期待も高まっている。