とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

逃げた自分に自己嫌悪

 年が明けてから大きな問題もなく2ヶ月が過ぎようとしている。このまま今年は無事に過ぎてくれればと願う。先日、あるセミナーへの参加を余儀なくされた。特に聴きたいテーマでもなかったが、主催者への顔を立てるために参加した。前日に主催者からメールが届き、「前方の1~3列目にお座りください」という席の指定があった。しかし特に受付もなく自由に出入りができたため、早めに行って後ろの席にすわった。

 その後、セミナーが始まる前の十数分間、「前の席にすわってくださいよ」と声をかけられたらどうしようかとヒヤヒヤした。私のことに気付いた人がいたかもしれないが、特に何も言われずセミナーは始まり、そして終わった。セミナー自体はそれなりに面白かったが、始まる前の気まずい思いを引き摺って、なかなか集中できなかった。やはり指定された席にすわればよかったと後悔した。

 会社に戻るとクレーマーがいたが、他の人に対応を任せてしまった。別に私がクレーマー担当というわけではないが、セミナーでの思いを引き摺って、自分がこそこそと逃げる卑怯者のように思えてならなかった。今年に入って調子のよかった運勢が逆回りを始めたのではないかと思えてきた。

 ドンと構えて、指示に従う。それでいいのに。そうすれば何が起きてもみんながちゃんと対応できる。なまじっか逃げると、みんなも困る。すごく反省した。すぐに逃げたくなる自分、逃げようとする自分に自己嫌悪した。