とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ第32節 リバプール対トッテナム

 レスターとの勝ち点差は5。トッテナムにとっては絶対に負けられない試合。一方のリバプールにとってもCLやEL出場権を得るためにもこれ以上は負けられない。両者の意地がぶつかりあう好ゲームとなった。

 序盤から高い位置でのハイプレスが続く。9分、トッテナムの左SBローズからの大きなサイドチェンジを右SBウォーカーが受けて、走り込む右SHソンフンミンに縦パス。戻したボールをウォーカーがつなぐと、OHエリクセンミドルシュートを放つ。GKの正面に飛んだボールはミニョレがパンチングでクリアした。リバプールも12分、CHジャンから左に展開。左SHララーナのクロスに右SHミルナーミドルシュート。DFブロックのこぼれ球をOHコウチーニョミドルシュートを放つが、GKロリスが正面でキャッチした。

 両チーム、高いレベルの攻防が続く。26分、中盤の攻防からOHアリがボールを収め、CFケインがドリブル。ミドルシュートを放つがわずかにポストの左に外す。36分、リバプールはOHコウチーニョのスルーパスにCFストゥーリッジが抜け出しシュート。GKロリスがファインセーブを見せる。ここからリバプールの攻勢が続く。38分にはOHコウチーニョの縦パスを受けた左SHララーナが切り返してミドルシュート。GKロリスがナイスセーブ。40分、OHコウチーニョのクロスに左SHララーナがヘディングでトラップして、落ち際をボレーシュート。しかしこれもGKロリスがファインセーブでクリアする。45分、トッテナムのOHアリがミドルシュートを放つがGKミニョレがセーブ。前半終盤はリバプールが攻勢をかけたが、結局ゴールは生まれず。スコアレスで前半を折り返した。

 後半は一転、トッテナムが攻めていく。4分、CFケインのクロスに走り込んだOHアリがバックヘッド。しかし枠は捉えられない。すると6分、PA前でボールを持ったOHコウチーニョが縦パス。CFストゥーリッジとのきれいなワンツーからシュートを決める。ゴール。リバプールが先制した。

 その後、しばらくリバプール・ペースが続く。12分にはOHコウチーニョのクロスにCFストゥーリッジがヘディングシュート。しかしトッテナムも負けてはいない。13分、アンカーの位置に下がるダイアーからの縦パスに右SHソンフンミンが抜け出してシュート。しかしこれは枠を外す。そして18分、CBアルデルウェイレルトから左に大きくフィードをすると、OHエリクセンが走り込んで、エンドラインぎりぎり折り返したクロスをCFケインが収めて、振り向きざまシュート。これが決まり、トッテナムが同点に追い付いた。

 20分には左SBローズがドリブルで上がり、CFケインの落としからOHエリクセンミドルシュート。しかしGKミニョレがナイスセーブを見せる。その後、両チーム、選手を交代する。トッテナムは右SHソンフンミンに代えてシャドリ、リバプールはストゥーリッジに代えてオリジを投入する。34分、右SBクラインのクロスにCFオリジがシュート。40分にはCFオリジの落としからOHコウチーニョがシュート。さらにCHヘンダーソンがミドルシュートを放つ。

 終盤は両チーム、守備を固める交代。37分、リバプールは左SHララーナに代えてアレン。トッテナムは43分、OHアリに代えてメイソン。アディショナルタイムにはCHデンベレのミドルシュート、CBアルデルウェイレルトのヘディングシュートと首位を狙うトッテナムが攻めたが、結局勝ち越しならず。ゲームは引き分けで終わった。

 この後に行われたゲームでレスターがまた1-0で勝利し、いよいよトッテナムは苦しくなった。リバプールの堅い守備と勢いの前に攻撃陣がうまく機能しなかった。次はレスターが勝利したゲームを観てみよう。