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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

トゥーロン国際 日本対イングランド

 結局1勝3敗。グループリーグで敗退した。ギニア戦ももう少しゴールが欲しかったところだが、前半の2点だけで終了。攻め切れなかった要因として、DF陣の離脱による守備面への不安があったのではないか。岩波が離脱した後、CBとしていいプレーを見せていた三浦もケガをして、このイングランド戦では本来ボランチの喜田がCBを務めることになってしまった。身長169cm。イングランド選手の体格を考えれば大いに不安だ。

 だからか、日本は序盤、DFラインを下げて守備的な姿勢でゲームに入っていった。しかし連戦の4ゲーム目でイングランドも大幅にメンバーを変えている。お互いなかなかチャンスまで行けない。14分、右SHスウィフトがドリブルで中に仕掛けると、PA内に入ったところで左SB三丸の足が引っ掛かり、PKを取られてしまう。これをCHベイカーが落ち着いて決めてイングランドが先制した。

 その後もイングランド・ペースが続く。日本もパスを回すシーンはあるが、ラストパスが入れられない。ようやく26分、右SH野津田の縦パスからCFオナイウがシュート。これが日本の初シュート。30分には左SH矢島のつなぎから右SH野津田がミドルシュートを放つが右に外す。今大会、野津田のシュートがことごとくゴールに嫌われている。それらが入っていれば、グループリーグ突破も可能だったかもしれないのに。

 33分には右SH野津田の縦パスからOH南野がDFをかわしてシュート。わずかにバーの上を越えていく。逆にイングランドも36分、OHグリーリシュのスルーパスに左SHパーマーが抜け出しシュートを放つが、CH井手口が身体を張った。39分、CHベイカーのミドルシュートはGK中村航輔が横っ飛び、ナイスセーブで弾き出す。

 後半に入りイングランドボランチにロフタス・チークを投入。8分、スウィフトのFKは左に外れる。10分、右SH野津田のFKは壁に当たり同じくポストの左へ。日本は11分、オナイウに代えてIH原川を投入すると、4-1-4-1の布陣にして中盤を厚くする。すると次第に日本がゲームの主導権を握って攻めていく。

 12分、高い位置で左SH矢島がボールを奪うと、中につないでCF南野の仕掛けからDFのこぼれを右SH野津田が見事なボレーシュート。しかしこれもバーに当たる。イングランドも15分、CHウライムズのFKがバーを叩く。19分には左SH矢島を下げてCF富樫を投入。南野を左SHに回す。さらに27分、CH井手口のミドルシュートはポストの左。そして27分、左SB三丸、右SH野津田を下げて、OH鎌田、右SH前田を投入。井手口を左SBに回す。布陣は4-2-3-1。その後も日本がペースを握って攻めるが、疲れもあってか、ピッチのせいか、パス精度が低い。結局効果的なチャンスを掴むこともできないまま80分を終えた。0-1。最終戦も敗戦で終えた。

 様々なタイプの国と対戦して経験を積むことが最大の目的だったが、ケガ人続出で思い切ったチャレンジの前にバランスに気を使わなければならなかったのは残念。それがこの結果につながっていると思う。しかしこれだけケガ人が多ければオーバーエイジを必然的に起用せざるを得なくなった。CB吉田? SB酒井高徳? MF原口? FW岡崎? 期待したい選手は大勢いる。手倉森監督は誰を選考するのか。また海外組の出場は可能なのか。 次は6月末に南アフリカとの強化試合があって、それから選手選考。そして8月のオリンピック本番へとつながっていく。今大会では勝負の結果は出なかったが、様々な経験は積んだはず。それを生かして本番の結果につなげてほしい。本番に強い手倉森監督の手腕に期待したい。