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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

几帳面な父とだらしない娘

 先日、家を出ようとした娘が「自転車のカギがない」と騒ぎ出した。あまり探している時間もないので、「バスで行く」と言って急いで家を出ていった。もしやと思って勝手口のドアから娘の自転車を見ると、カギが差し込んだままになっている。夕べ、カギをかけずに家に入ってしまったんだ。

 ドアを開いて「カギがあったよ」と叫んでみたが返事がない。どうしようかと迷ったが、朝の時間に多少ゆとりもあったので、バス停へ向かう娘を追いかけることにした。家を出て右へ向かう道に娘の姿がない。それじゃ左回りかと、娘の自転車に乗って追いかけるが、こちらにも娘の姿が見えない。あれ?と思いつつ、とりあえずバス停へ向かう。直前の信号交差点の先にようやく娘の姿を見つけるが、信号に止められて追いつくことができない。

 結局、娘がバス停の列に並んだところでようやく娘に追い付いた。「どうしたの?」と驚く娘。お互いそこで話し込むゆとりもないし、バス待ちの列に並ぶ他人の視線も気になる。「カギは自転車に差し込んであったよ」と事実だけ伝え、自転車を渡す。

 私はいつも帰宅するとすぐポケットに入っている、定期券や財布、家のカギなど一切を玄関に置いてある文箱の中に入れるようにしている。そうすれば翌朝はその箱の中にあるものを再びポケットに入れれば忘れ物をすることもない。だが娘の場合は、定期券やカギがいろいろなところに散逸しているのをよく見かける。そして、出かける段になって、「あれがない」と声を上げることが少なくない。困ったもんだ。

 もっとも私も「携帯電話紛失事件」で書いたように落し物は多い。自称几帳面と言っているが妻は同意してくれない。それで講じている対策が先に挙げた方法だ。娘も性格は私とよく似ている。でもモノを片付けないところなどは母親似だ。両親のよいところを真似すればいいのに、悪いところだけが遺伝しているような気がする。大丈夫か。