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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1リーグ第2ステージ第1節 サンフレッチェ対ジュビロ

 J1第2ステージの開幕戦はグランパス戦の他にBS1で放送されたサンフレッチェジュビロのゲームを観戦した。ジュビロ・ファンの女性が同室にいるが、途中から観るのをやめたと言っていた。その気持ちもよくわかる。両チームの差はまだまだ大きいということを痛感するようなゲームだった。

 開始1分、右IH小林祐希のドリブルから縦パスに左IHアダイウトンがシュート。序盤、積極的にジュビロが攻めていく。しかしジュビロの攻撃をしっかり受け止めたサンフレッチェが次第に盛り返す。5分、CH丸谷から右に展開し、右WB柏のクロスのクリアをFWピーター・ウタカがシュート。CB大井がライン上でブロックする。7分、左WB清水のクロスがファーに流れると、右WB柏が切り返しからミドルシュート。右IH浅野が触ってコースを変えるが、GK志村がナイスセーブ。弾き返したところを左IH柴崎がボレーシュート。しかしこれもGK志村ががっちりキャッチした。

 サンフレッチェはDF陣に故障者が続出して、森崎和幸が左CBに入る。普段はCHの森崎がDFラインに入って攻撃時には4バックになるところが、CH丸谷は森崎のようには下がって来ず、3バックのまま守備ラインを構成。その分、柴崎と浅野がやや低い位置からスタートするが、FWは佐藤とピーター・ウタカの2トップ。こちらの方がより攻撃的と言える。そして19分、右WB柏のクロスをFWピーター・ウタカが落として左IH柴崎がボレーシュート。これがネットに突き刺さり、サンフレッチェが先制点を挙げた。

 その後、ジュビロが反撃をするが、パスを回しても各駅停車。結局最後はアダイウトンや小林の個人技に委ねられ、有効な連携が見えてこない。対するサンフレッチェは守ってカウンターながら、いったんボールを奪えば最後、シュートまでたどりつく。そして32分、左WB清水のクロスを左IH柴崎がスルー。DFを引きつけてFWピーター・ウタカがスルーパス。柴崎が走り込んでシュート。サンフレッチェがよく連携の取れたプレーで追加点を挙げた。

 ちなみにこの時間帯、BS1の放送ではアナウンサーの吉松氏がジュビロのフォーメーションが4バックではないかとうるさい。いや、僕は3バックのままだと思う。右WB柏に押し込められて左WB中村太亮の位置が低く、4バックに見えるだけ。それよりもこのアナウンサー、名前の言い間違いが多くてかなわない。森崎浩司と和幸を間違えるし、ジェイなんて2度もブラジル代表に間違えられたぞ。イングランド代表だろ。正直、吉松アナウンサーの実況はこれ以上聞きたくない。やめてほしい。ということで、後半から音声を絞って観戦を続けた。

 後半4分、CFジェイのミドルシュートは左に外れる。9分、カウンターでCFジェイが走り、切り返しからミドルシュートを放つが、GK林がキャッチする。後半に入っても連動した攻撃ができないジュビロ。逆にサンフレッチェは10分、右CB塩谷のフィードから右WB柏のクロスをFWピーター・ウタカが落として、右IH浅野がドリブル。PA内まで持ち込んでシュートを放つが、GK志村にキャッチされる。11分、右IH小林が左IHアダイウトンとのワンツーで持ち込み、最後はアダイウトンミドルシュート。しかし枠を捉えられない。

 そして20分、右CB塩谷の縦パスを右WB柏が落とし、右IH浅野がドリブル。FW佐藤とのワンツーを受けてさらに走り込みシュート。佐藤がほしがっていたけど、シュートはGK志村が弾いて、こぼれ球をピーター・ウタカが押し込んだ。サンフレッチェが3点目を挙げる。

 ジュビロは21分、CB森下に代えて右SB櫻内を投入。これでようやく4-2-3-1の布陣になった。サンフレッチェもFW佐藤を宮吉に交代する。しかしサンフレッチェの攻勢は変わらない。25分、右WB柏のスルーパスにFWピーター・ウタカが抜け出しシュート。GK志村のはね返りを左IH柴崎がシュートするが、これはDFがブロックした。29分、FWピーター・ウタカの縦パスを走り込んだ右IH浅野が落とし、FW宮吉がミドルシュート。しかしこれはバーに当たる。

 ジュビロも31分、右SH太田の縦パスに右SB櫻内が走り込み、クロスにCH山本康裕ミドルシュート。GK林がセーブ。31分、小林祐希に代えて松浦を投入すると、33分、OH松浦の縦パスに走り込んだ右SH太田がシュート。GK林がキャッチする。39分には右SH太田のドリブルからCFジェイがミドルシュート。さらに42分にはCH上田がミドルシュートを放つ。4バックにしてようやくジュビロに中盤の連携が戻ってきた。が時は既に遅し。このままタイムアップを迎え、3-0。サンフレッチェの快勝でゲームは終わった。

 サンフレッチェの完成度の高さはさすが。いつもと違うメンバーでもしっかりといつものサッカーができる。ジュビロの3バックとは次元が違う。しかし浅野のアーセナル移籍が決まり、また塩谷の五輪出場が決まった。佐々木、水本とDF陣が負傷不在の中で塩谷もいなくなったらDFはどうやって組むのだろう。終盤、CH丸谷に代えて吉野が出場した。こうして若い選手が穴を埋め、成長していくのがこれまでのサンフレッチェのやり方だ。若手成長のチャンスと捉える。そんなサンフレッチェ・メソッドが機能することを期待したい。