とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

女性専用車両

 いつも乗っている地下鉄の車両が今週初めから女性専用車両となってしまった。月曜日にいつものように列に並ぼうとしたら女性ばかりであわてて隣の車両に乗ったら、一駅乗り過ごしてしまった。いつもの降車駅に着いた時に、いつものような人の流れがなく、本を読んでいて気付かなかった。

 翌日は注意して、前日とは違う側の隣の車両に乗った。けっこう空いていたので、明日からはここに乗ろうと思ったが、翌日はまた電車に乗ろうとして気付いて、月曜日と同じ車両に乗ってしまい、降りるのに苦労した。奥に入ると、降りる人が少ないのでなかなか外に出られない。今日は昨日までの教訓を踏まえて、空いている車両に乗った。これが習慣付くまでしばらく時間がかかりそうだ。

 女性専用車両設置の目的は痴漢防止だが、これは女性のためなんだろうか、それとも男性のためなのか。男女を分けるということだけを目的とすれば、男性専用車両を作るという方法も考えられる。そうするとその車両は混むのだろうか。それとも空くのか。まあ、自分だったら、男性専用車両があってもきっと乗らないだろうな。むさくるしい男ばかりの車両なんて乗りたくない。女性だってきっとそうだろう。結局、男性は男性にも女性にも嫌われるのか。

 でも意外に、隣の車両が女性専用車両となったにも関わらず、そちらに乗らない女性客がいる。女性専用車両ができたことに気付かないのか、それとも敢えてこちらの車両に乗るのか。女性だって、女性ばかりの車両なんて乗りたくないと思っている人もいるのかもしれない。ま、人それぞれだしな。