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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

EURO2016準決勝 ポルトガル対ウェールズ

 優勝候補の一角、ベルギーを破って準決勝まで勝ちあがってきたウェールズ。その勢いで決勝まで行ってしまえ、とも思うが、ベルギー戦の傷跡は深く、ラムジーを累積欠場で欠き、CBもデイビスが欠場でコリンズが先発した。ラムジーに代わって出場したのはキング。だがラムジーの欠場はやはり大きかった。対するポルトガルもCBペペが負傷欠場。CBはブルーノ・アウベスとフォンテという組み合わせ。ロナウドとナニの2トップは変わらないが、レナト・サンチェスを先発させるなど、大会中にも細かい修正を加えて戦力を整えてきている。

 序盤はお互い探りあうような形で互角の展開が続く。16分、左SHジョアン・マリオがFWロナウドとのワンツーからミドルシュートを放ったのが、両チームにとっての初シュート。しかしそこからしばらくはウェールズが攻勢をかけていく。19分、CHレドリーのグラウンダーのクロスからFWベイルがミドルシュート。21分にはFWベイルがドリブルで右サイドを突破してクロスに左IHキングが飛び込む。わずかに届かないが、3人のMFの中ではキングが積極的に前に飛び出す攻撃的な役割を担っている。23分にはFWベイルがまたも単独ドリブル。ゴールに迫りシュートを放つが、GKパトリシオがキャッチした。25分、FWロブソン・カヌのドリブルからクロスに左IHキングがヘディングシュート。

 その後はポルトガルが盛り返し、パスを回して押し込むシーンが続く。しかしウェールズが守備陣形を整えブロックを作ると、なかなか攻め込めないポルトガル。ようやく44分、CHアドリエンのクロスにFWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングシュートを見せるが、うまく合わず枠を大きく外した。前半はスコアレスで折り返した。

 しかし後半は早々にゲームが動く。5分、左サイドからのショートCKから左SBゲレイロが入れたクロスにFWクリスティアーノ・ロナウドが強烈なヘディングシュート。これがゴールに突き刺さり、ポルトガルが先制する。さらに8分、ウェールズのDFのクリアを拾ったFWロナウドが遠目からミドルシュート。これにFWナニが触ってコースを変えてネットを揺すり、ポルトガルが追加点を挙げた。

 こうなると反撃するしかないウェールズは13分、アンカーのレドリーを下げてFWボークスを投入する。しかしポルトガルの勢いは止まらない。18分、FWクリスティアーノ・ロナウドのFKはわずかにバーの上を通り過ぎたが、強烈。ウェールズは18分、ロブソン・カヌに代えてチャーチを投入。20分、FWナニのミドルシュートを弾いたGKヘネシー。左SHジョアン・マリオが駆け寄ってシュートを放つが、これは枠を外した。

 21分にはCBコリンズに代えてOHジョナサン・ウィリアムズを投入。ベイルが中盤まで、いやDFラインまで下がってゲームづくりに参加。何とかチャンスを作ろうとするが、逆に前でシュートを打つ選手がいなくなる。26分、左SHジョアン・マリオのCKからCBフォンテがヘディングシュート。GKヘネシーがキャッチする。28分には右SHレナト・サンチェスがドリブルからシュート。

 そして29分、右SHサンチェスに代えてアンドレ・ゴメスを投入。31分、MFベイルのミドルシュートはGKパトリシオがキャッチ。33分、CKの流れからCHダニーロミドルシュートを放ち、GKヘネシーが弾いたボールがライン上に転がるが、何とかセーブ。35分、ベイルが強烈なミドルシュートを放つが、GKパトリシオがナイスセーブ。その後もウェールズが攻め続けるが、ポルトガルもしっかりと守り、そしてタイムアップ。ポルトガルが2-0で決勝進出を決めた。

 やはりラムジーの欠場は痛かった。ベイルが孤軍奮闘したが、さすがに形勢を逆転することはできなかった。もう一つの準決勝は地元フランスがドイツを破って勝ち上がった。決勝戦は圧倒的にフランスの方が優勢だろうけど、ポルトガルにも意地があるだろう。好ゲームを期待したい。