読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

リオ五輪ベスト10

 リオ五輪が終わった。閉会式で安倍首相のマリオ登場など予想外のことが話題となったりしたが、個人的に記憶に残った競技や種目についてベスト10形式で振り返っておこう。

 

○第1位 「バドミントン女子ダブルス 高橋・松友ペアの金メダル」

 今回の五輪で何と言っても長い時間観たのはバドミントンのゲーム。そして唯一、深夜まで起きて、決勝のゲームを生で観戦してしまった。10時から奥原希望のシングル準決勝を放送するという予定が延びて、深夜0時頃からの試合開始となり、ダブルス決勝が始まったのは1時過ぎ。結局最後まで観たので、優勝が決まったのは2時半。しかも第3ゲームは終盤19-16と追い込まれたところからの逆転劇で、最後まで興奮が収まらなかった。優勝が決まったところで、高橋が倒れこんで泣き出し、松友が抱き合う相手がいなくて満面の笑みを浮かべてしゃがみこんだ場面も強く印象に残っている。二人ともかわいい。

 ちなみに、奥原希望のゲームも何試合も観戦した。特に山口茜との準々決勝は面白かった。この対戦が準決勝に影響したと思う。4年後は二人が決勝で対戦することを期待したい。

 

○第2位 「卓球男子 水谷隼の銅メダル」

 卓球も福原愛が準々決勝まで4-0と快進撃したこともあって、多くの時間観てしまった。準決勝を4-0と完敗すると、その後の3位決定戦でもあっさり敗退したのに対して、男子の水谷は準決勝でも3ゲーム連取されながら2ゲームを取り返す奮戦。3位決定戦も気力の違いを見せ付けて4-1で勝利した。団体の銀メダルも合わせて、男子卓球陣の頑張りには興奮させられた。

 

○第3位 「陸上男子4×100mリレー 日本の銀メダル」

 これも生で観てしまった。土曜日の10時半くらいだったが、妻をクリニックへ迎えにいった駐車場でカーナビTV観戦。ケンブリッジがボルトとほとんど一緒にバトンを受けたのにはびっくりしたが、その後、アメリカやカナダの追い上げをかわして2位でゴール。思わず車中で一人声を上げてしまった。山県から飯塚へのバトンリレーはやや詰まり気味だったが、飯塚の頑張り、そして第3走者・桐生がよく走った。もちろんみんな頑張ったが、桐生の走りが銀メダルを引き寄せたという気がする。

 

○第4位 「50km競歩 荒井広宙の銅メダル」

 競歩はけっこう期待していた。20km競歩で世界最高記録を持つ鈴木雄介がケガのため出場できなかったが、その他のメンバーも充実している。それでも20kmでは日本勢は惨敗に終わり、やはり記録と勝負は別物かと思ったが、50kmで荒井選手がやってくれた。別事をしていて見始めたときには既に40kmを過ぎていた。ダンフィー選手が一人飛び出してトップを行き、タレント選手とトス選手、荒井の3人が2位グループを形成する。するとタレント選手が集団を抜け出してダンフィー選手に迫り、ダンフィーはトレントだけでなく荒井たちにも抜かれて4位に下がる。すると今度はトス選手が荒井を置いて首位を追撃し始めた。4位に下がったダンフィーもまた上がってくる。そして荒井を抜いたが、すぐに荒井が抜き返す。そしてあの衝突場面がやってきた。衝突後にはダンフィー選手が大きくバランスを崩し倒れるかと思ったが持ち堪えて、また荒井を追って来る。2位に落ちたタレントのスピードが落ち、荒井が抜くかと思ったが、ゴールの方が早かった。ということで荒井が銅メダル獲得。それにしてもわずか10kmの間でもこんなにドラマがあった。競歩、けっこう面白いぞ。

 

○第5位 「サッカー男子 ブラジルの金メダル」

 サッカーは日本男子がグループリーグ敗退。女子は出場できず。特に男子は現地到着が遅れたナイジェリアに対して5失点で敗れたのが痛かった。オーバーエイジが融合できず、それが逆に致命傷になった感じ。そんな中で、現地の期待を背負うブラジルが、グループリーグこそ2戦無得点のスタートながらグループリーグを突破。ドイツとの決勝戦ではネイマールの先制FK。そしてPK戦最後のキッカーとしてネイマールが決めて優勝。ネイマールのための大会となった。

 

○第6位 「体操男子個人総合 内村航平の金メダル」

 体操はなぜか娘が団体決勝と総合の放送を録画してまで観ていた。当初は男子よりも女子の寺本の活躍を期待していたが(そして期待上の活躍と結果を残したが)、男子も内村を中心に各選手の個性が見えて面白かった。特に団体では、田中や山室といった脇役的な選手がしっかりと役割を果たしてチームを支え、団体はチームプレーなんだと実感した。しかし個人総合の内村の逆転優勝は正直あっけに取られた。「出来過ぎじゃないの」と某記者のようなことを私も思ったが、それが銀メダルのベルニャエフの好発言を呼び話題となった。4年後、このチームはどうなっているんだろう。娘曰く「加藤が中心」というが、どうなんだろうね。

 

○第7位 「柔道男子90kg級 ベイカー茉秋の金メダル」

 柔道は男子・女子ともあまり期待せずに観ていたが、ベイカー茉秋についてはまずルックスから入り、1回戦の前向きな戦い方に好感を持ち、そして決勝は翌朝、生で観た。決勝こそ指導2回を受けつつも有効一つで逃げ切ったが、それまでの試合では一本勝ちを重ねて勝ち上がってきた。でもやっぱりルックスかな。家族に向けて指を差し出したのもかっこよかったしね。

 

○第8位 「卓球女子団体 日本の銅メダル」

 福原愛の3位決定戦惨敗で一度は観る気を失くした女子卓球だったが、3位決定戦では執念を見せてくれた。その前のドイツとの準決勝。第4試合を最後は福原がエッジボールで敗戦した。やはりシングルスでの敗退が尾を引いている感じ。3位決定戦も期待できないかなと思った。しかも第1試合を任された福原が敗戦。しかし第2試合の石川佳純が勝利すると、ダブルスも最初はミスが目立った伊藤美誠が福原の言葉に励まされて次第に復調。そして第4試合では伊藤が勝利して、銅メダルを獲得した。結局、団体はチームワークだということを実感。三人三様の役割分担が絶妙だった。

 

○第9位 「カヌー・スラローム男子カナディアン・シングル 羽根田卓也の銅メダル

 何の番組だったか、五輪前に「友人の羽根田くんが五輪でメダルを狙っている。応援してくれ」という視聴者からのハガキが紹介された。その時に初めて羽根田の存在を知った。愛知県の地元番組だったかもしれない。そして見事、銅メダルを獲得。レースはダイジェストでしか観ていないが、コーチとの二人三脚の様子はそのTVでも紹介されていた。とにかくおめでとうと言いたい。

 

○第10位 「レスリング女子フリースタイル 63kg級・川井梨紗子と69kg級・土性沙羅の金メダル

 女子レスリングは吉田沙保里の銀メダルでそれまでの雰囲気が一転変わってしまったが、その中でしっかりと金メダルを取った川井梨紗子選手の強さに感服。そして初日は登坂、伊調と終了間際の逆転勝利が続いた中で、最後に登場した土性沙羅選手の気力を前面に出した戦い振りが目を惹いた。こうして世代はつながっていくんだなあ。東京五輪以降もレスリングが五輪種目としてあるといいけれど。

 

○番外 「競泳男子100mバタフライ スクーリング(シンガポール)の金メダル」

 日本では200mバタフライで坂井聖人がマイケル・フェルプスに0.04秒差に迫った2位ということが大きく取り上げられていたが、100mバタフライではなんとシンガポールのスクーリング選手がマイケル・フェルプスを破る金メダルを取っていた。五輪史上、シンガポール初の金メダル。しかもスクーリングは若干21歳。記録もアジア新記録。日本のマスコミは全然そんなこと報道してくれないじゃないか。

 

 ということで、2週間はあっという間に過ぎ去った。ついでに知らない間に高校野球も終わり、グランパスは3連敗して監督が代わり、そして夏が終わった・・・。いや、まだ暑いなあ。