読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ第6節 ヘルタ・ベルリン対ハンブルガー

 2週続けて原口のヘルタのゲームを観る。対戦相手のハンブルガーには酒井高徳がいる。両者とも今季ブンデスリーガで先発フル出場を続けている好調な選手たちだ。しかしチームの状況は違う。ヘルタが3勝1敗1分で6位につけているのに対して、ハンブルガーは5敗1分。今節から新しくギズドル監督が指揮を執る。

 序盤は両チーム互角の展開。11分、ハンブルガーの左SBドウグラス・サントスのスローインからFWウッドがヘディングでつなぎ、長身FWラソッガがさらにヘディングで前に出したパスに右SHニコライ・ミュラーがヘディングシュート。ハンブルガーは空中戦が得意なようだ。12分にはヘルタのGKヤルシュテインが蹴ったフィードをハンブルガーのCBクレーベルが前にヘディングで返すと、FWラソッガのヘディングから右SHコスティッチがシュート。わずかにバーの上。さらに13分、左SBドウグラス・サントスのフィードをFWウッドが落とし、FWラソッガがミドルシュート。ハンブルガーが攻勢をかける。

 だが攻めきれずに終わると、ヘルタが反撃。15分、CFイビシェビッチから右に展開すると、右SHエスバインからのクロスに右SBバイザーがミドルシュート。バーを叩く。さらに16分、CHルステンベルガーの縦パスからOHシュトッカーがシュート。GKアドラーがわずかに触ってゴールを守る。続くショートCKから左SH原口が中に切れ込んでミドルシュートを放つと、今度はポストに嫌われた。

 そして29分、CKのクリアから左SBプラッテンハルトがクロスを入れると、右SHエスバインの縦パスがDFに当たってこぼれてCFイビシェビッチの前へ。左トラップからすばやく右足でシュートとFWらしい巧いシュート技術を見せてゴール。ヘルタが先制点を挙げた。

 その後はハンブルガーの攻撃がなかなか形にならない。37分、FWラソッガのFKはGKヤルンシュテインのファインセーブでバーに弾かれる。お互い肉弾戦でヘディングの応酬。アディショナルタイムにカウンターから右SHコスティッチがドリブルからシュートを放ったが、DFがブロック。前半は1-0で折り返すも、右SB酒井はほとんどボールを触ることもなく、原口も惜しいミドルシュート以外には見せ場はなかった。

 後半に入ると、ヘルタが原口とエスバインのポジションを入れ替えて、原口は右SHに入った。ハンブルガーは後半に入ると一転、パスをつないで攻めるようになる。12分、FWラソッガのスルーパスに走り込んだ右SHコスティッチのクロスからCHエクダルがミドルシュート。ヘルタも13分、GKヤルシュテインのフィードをCFイビシェビッチが落とし、OHシュトッカーがシュート。右SB酒井も後半に入り、攻撃に参加する場面が増えてくるが、決定的な絡みはなし。ハンブルガーは15分、FWウッドに代えて、期待の若手ハリロビッチを投入する。ポジションはトップ下。だがボールを求めて中盤低い位置まで下がってくるなど、自由に動き回る。ただしなかなかパスが出てこない。

 それでもハンブルガー・ペースでゲームが進む中、25分、ヘルタの左SBプラッテンハルトのスルーパスにOHシュトッカーが走り込んで、これに身体を寄せたCHエクダルがPA内で一緒に縺れて倒れこむ。すると主審はPKを宣告。これをイビシェビッチが決めて、ヘルタが追加点を挙げた。ハンブルガーにとっては悔しい失点。26分にはCHエクダルに代えてOHグリゴリッシュを投入する。

 27分、CBスパヒッチの縦パスをFWラソッガ落として、左Sニコライ・ミュラーボレーシュート。ヘルタも29分、左SHエスバインのヒールパスに左SBプラッテンハルクが走り込み、クロスにCFイビシェビッチがシュート。しかしミス。3点目はならず。ハンブルガーも30分、CHホルトビーのドリブルから強烈なミドルシュート。GKヤルシュテインが弾いたところに左SHニコライ・ミュラーが詰めてネットを揺らすが、これはオフサイド

 その後もハンブルガー・ペースが続く。28分、OHシュトッカーに代えてアラン投入。さらに41分にはCFイビシェビッチに代えてシーバーを投入した。44分、左SHエスバインがミドルシュートアディショナルタイムには右SH原口のドリブルから右にはたいてOHアランがシュートを放つが、枠を捉えられない。ハンブルガーの攻撃も次第に尻すぼみになって試合終了。ヘルタが2-0で逃げ切った。

 原口は元気に走り回っていたが、前半は原口の上を通ってヘディングの応酬。後半は守勢に回ることが多く、前半のポストに当てたミドルシュート以外、大きな活躍はなかった。しかし重要なコマの一つになっていることは間違いない。そしてそれは酒井も同様。原口と同様に前半はほとんどボールに触ることもなかったが、後半になってハンブルガーがパスを回すようになると、積極的に上がって攻撃に絡んでいた。非常に安定感がある。新監督になってどうかなと思ったけど、この出来なら一応は及第点か。この好調さを日本代表に持ち帰って活躍をしてほしい。お互い安定したプレー振りが光ったゲームだった。