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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ第8節 ヘルタ・ベルリン対1FCケルン

 原口対大迫の直接対決。お互い攻撃も守備もできる選手だけに二人がマッチアップするシーンも何度か見られた。残念なのは大迫が前半で退いたこと。ゲームは2-1でヘルタが勝利したが、最後まで見応えのあるゲームだった。

 ヘルタはシュトッカーが出場停止。代わりに久し振りにカルーがトップ下で先発した。原口はいつもの左SH。他のメンバーも前節と同じ。対するケルンも前節のインゴルシュタット戦と同じメンバー。メンバーが変わらないところに両チームの好調さが現れている。大迫はモデストと共にFWを務める。

 序盤、ケルンが積極的に前からプレスをかけて攻めていく。6分、FW大迫から右に展開。右SHリッセからのクロスに大迫がミドルシュート。しかしポスト右に外す。前節もそうだったが、もう少しシュートの精度が上がればもっといいのだが。ヘルタも9分、OHカルーからのパスを受けた左SH原口がドリブルで切れ込み、DFをかわしてクロスにCFイビシェビッチが反転からシュート。GKホルンのナイスセーブに止められたが、いい攻撃だった。そして13分、中盤でルーズボールヘクトールと奪い合った右SBバイザーが抜け出して、ドリブルからクロス。CFイビシェビッチがきれいに合わせてヘルタが先制点を挙げる。カウンターからのナイスゴール。

 左SH原口も16分、ドリブルからミドルシュート。17分にはOHカルーの縦パスに左SH原口が走り込んで、ラインギリギリで残し、戻しのパスをカルーがシュート。これはGKホルンにセーブされた。その後は互角の展開が続く。FW大迫はよくボールを収めてケルンの攻撃にリズムを与えていた。また戻ってプレスをかける場面もある。よく動いて、よく攻撃の起点となる。そして43分、右SBソーレンセンからのフィードをFW大迫がポストになって左に展開。しかしその直後、CBランクカンプの体当たりを受けてピッチに倒れる。攻撃は左SHラウシュからいいクロスが入ったが、中で合わなかった。大迫はCBランクカンプの膝を胸に受けた感じでしばらく倒れていたが、何とか立ち上がり、そしてハーフタイムの笛を聞いた。

 しかしハーフタイム終了後ピッチに現れたのは大迫に代わってビッテンコート。大迫は前半だけで交代となった。チーム発表では試合前の練習でふくらはぎを痛めたための交代ということだが、大丈夫だろうか。肋骨骨折などでないことを祈りたい。ゲームは4分、ケルンのCHヘーガーにヘルタのCHシュルブレッドがプレスをかけて奪ったボールを左SH原口がドリブル。DFをかわすがシュートは打てず、クロスのこぼれを左SBプラッテンハルトが強烈なシュート。しかしまたもGKホルンがファインセーブを見せた。

 後半は序盤、ヘルタが押し気味にゲームを進める。大迫がいなくなったケルンはビッテンコートがトップ下を務めるが、明らかに前半とサッカーが違う。前線で収めるプレーはなくなった。14分、GKヤーシュテインのCFイビシェビッチを狙ったフィードをCBハインツがクリア。だがこれを拾ったCHシェルビレッドからパスを受けたCFイビシェビッチがドリブル。右に回っていたSH原口がシュートを狙うが、枠は大きく外した。

 すると20分、CBハインツの縦パスを左SHラウシュが落とし、左SBヘクトールのパスをOHビッテンコートが左に展開。ラウシュのクロスに走り込んだビッテンコートがGKヤーシュテインの股を抜くクロス。CFモデストが押し込んでケルンが同点に追い付いた。流れるような見事な攻撃。ケルンの調子の良さが伺える。その後は互角の展開が続く。23分ヘルタが右SHエスバインに代えてFWシーバーを投入すると、カルーを右SHに移す。ケルンも23分、左SHラウシュに代えてツィーラーを投入した。

 24分、ケルンは右SHリッセのCKにCFモデストがヘディングシュート。26分、ヘルタも左SBプラッテンハルトのFKにCBブルックスがヘディングシュート。しかしこれもまたGKホルンがスーパーセーブで弾き出す。27分、ヘルタはFWシーバーがミドルシュート。そして29分、右SBバイザーのFKをファーでFWシーバーが折り返し、CHシュタルクがヘディングシュート。ヘルタが勝ち越し点を挙げた。

 ケルンは34分、CBハインツに代えてFWルドニェフスを投入。攻撃を仕掛ける。ヘルタも38分、右SHカルーに代えてアランを投入。中盤の守備を固める。41分、ケルンはOHビッテンコートからの大きなサイドチェンジから左SHツィーラーがシュート。しかしポストにはね返される。アディショナルタイムにはFWルドニェフスのシュートがネットを揺するが、その前の左SBプラッテンハルトを押し倒したプレーでファールを取られゴールは認められない。そしてタイムアップ。2位と4位。好調同士の対戦は2-1、ホームのヘルタが勝利して、順位を3位に上げた。

 ヘルタと首位バイエルンとの勝ち点差はわずか3。それよりリーグまだ序盤とは言え、この段階で依然この順位にいることがすごい。そしてそこには確実に二人の日本人選手、原口と大迫の力がある。岡崎と同様、ブンデスリーガで己を磨いて、着実に実力を向上させている姿がそこにはある。そのことがまずは何より本当にうれしい。