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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

皇后杯3回戦 日体大FIELDS横浜対長野パルセイロ

 グランパスの降格が決まり、しばらくサッカーなんて見たくない。なんて思ったが、女子サッカーは別。BS1皇后杯をやっていたので観戦した。横山の活躍もあり、なでしこリーグ1部昇格1年目で3位になった長野パルセイロ。対する日体大なでしこリーグ2部6位。昨年度の高校選手権で優勝した児野楓香がFWに入る。ちなみに児野はわが家から近い春日井市立岩成台中学校の出身! その児野と並んでFWに入る植村は今季なでしこリーグ2部の得点王。監督は何と矢野貴章のお兄さんだそうだ。

 開始1分、FW植村が積極的にドリブル。クロスにFW児野がシュートを放つ。サイドネットに外れるが、序盤は日体大が積極的に攻めていく。しかし10分、パルセイロのCH國澤の縦パスからFW横山がスルーパス。FW泊がGK井上をかわしてシュート。CB大賀がぎりぎりクリアする。11分にはFW横山がドリブルから切り返してミドルシュートを放つ。次第にパルセイロがペースを掴んでいく。

 22分、OH齊藤から右に展開。右SH児玉の縦パスに走り込んだFW泊が切り返してミドルシュート。24分、OH齊藤の縦パスからFW横山がスルーパス。FW泊がDFをかわしてシュートを放つがGK井上がナイスセーブ。28分にはFW泊のキープからOH齊藤がクロス。CH國澤が走り込んでヘディングシュートをするが、うまく当たらずファーサイドへ。さらにFW横山のスルーパスにFW泊が走り込むが、これはオフサイド。さらに29分、CH國澤のフィードをFW横山が落とし、左SH大宮がミドルシュートを放つ。

 やはりFW横山が強い。DF数人で囲んでも、なかなか奪われない。OH齊藤も強いし、FW泊の運動量と走り込みも脅威だ。しかし日体大も守る。35分、FW横山のドリブルから左に展開。FW泊が切れ込んでミドルシュート。これで得たショートCKからOH齊藤がミドルシュートを放つ。アディショナルタイムにはCH國澤のフィードにFW横山が走り込むが、CB大賀がブロック。日体大はCB大賀が身体を張ってよく守る。前半はスコアレスで折り返した。

 後半も序盤は日体大が積極的。5分、CB瀬野のFKのこぼれをCH嶋田がミドルシュート。GK林崎がキャッチする。パルセイロも11分、FW横山がFK。15分、パルセイロは右SH児玉を下げて内山を投入。19分、OH齊藤のドリブルからFW横山が右サイドをえぐり、クロスに左SH大宮が飛び込む。しかしDFがクリア。20分、ショートCKからFW泊の戻しにFW横山がクロス。左SB矢島がドンピシャ・ヘディングシュートを放つが、わずかにポスト左に外れた。

 日体大も26分、FW児野のキープから左SB三浦が仕掛けて、こぼれを右SH平田がシュート。しかし枠を外す。FW児野はキープ力が高く、よく前線で攻撃を作るが、パルセイロの堅い守備の前になかなか自由にシュートを打つことができない。またFW植村との連携もあまりなかった。33分、FW江崎に交代する。パルセイロも左SH大宮に代えてOH山崎を投入。齊藤を左SHに回す。

 34分、横山のFKに左SH齊藤がヘディング。OH横山もヘディングでつないで、CH國澤がヘディングシュート。しかしGK井上がよく競って、枠を捉えられない。36分、右SH内山の縦パスを受けたFW横山がPA内でキープからシュート。GK井上がナイスセーブ。40分、FW横山がDFに囲まれながら二人を抜き、シュートを放つが、またもCB大賀が立ちはだかった。41分にはFW横山のスルーパスにFW泊がシュート。GK井上がファインセーブを見せる。日体大の守備が堅い。

 日体大は45分、FW植村に代えてCH小島を投入。嶋田をFWに上げる。アディショナルタイムにもFW横山がOH山崎とのワンツーでゴール前に迫り、シュートを放つが左に外した。結局、90分が終わって0-0。ゲームは延長戦に入った。延長戦の間の休憩中、日体大の選手に笑顔があふれている。本当によく戦っている。1部3位のパルセイロの攻撃をここまでスコアレスに抑えたことは本当に大健闘だ。

 しかし延長戦に入ってゲームは大きく動く。4分、日体大の右SB松永のクロスのこぼれをFW嶋田がミドルシュート。GK林崎が正面でキャッチする。10分には右SH平田のクロスからFW江崎がDFをかわしてシュート。スライディンしたDFの足に当たってわずかにコースが変わり、ポストにはね返される。そして13分、CH後藤がPA前でDFと競り合うと、FW江崎が右に展開。左SH櫻井が切れ込んでシュート。ついにネットを揺する。それも日体大が勝ち越した。

 しかしパルセイロはこれで終わらせられない。14分、FW横山が仕掛けると、DFの囲みを突破してシュート。DFがブロックしたこぼれ球を左SH齊藤がシュート。すぐに同点に追い付いた。そしてアディショナルタイム16分、CH國澤から右SH内山がつないで、FW横山がDFに囲まれながらわずかの隙を突いてミドルシュート。これが決まり、ついにパルセイロが勝ち越した。

 延長戦後半も面白い。1分、日体大のFW嶋田がミドルシュートを放つと、4分、パルセイロもFW横山が左SH齊藤とのワンツーからミドルシュート。8分には日体大FW江崎のドリブルからクロスに左SH櫻井がシュート。右SH内山がブロックする。9分、FW泊のミドルシュートがポストを叩くと、はね返りを左SH齊藤がシュート。しかし枠を捉えられない。その後はさすがにパルセイロがうまく時間を使ってタイムアップ。2-1でパルセイロが勝利した。

 しかし日体大のがんばりはすごかった。必死というよりも上位相手に実に楽しそうにプレーをしていた感じ。対するパルセイロもFW横山を中心に攻撃的にプレー。球際の争いも厳しく、とても面白いゲームだった。グランパスの選手に見せてやりたい。少しは彼女たちのような気持ちを見せろよと。パルセイロはこれで準々決勝出場。次はアルビレックス。今年の皇后杯パルセイロの活躍が楽しみだ。