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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

天皇杯4回戦 フロンターレ対レッズ

 天皇杯4回戦屈指の好カード、フロンターレ対レッズ。今シーズンのJリーグを争った2チームが4回戦で顔を合わせることとなった。レッズにとってはルヴァン杯に続いて3冠を目指す戦い。そして月末にはチャンピオンシップが待っている。リーグ戦では1勝1敗だったが、チャンピオンシップに向けては負けられない相手。一方のフロンターレももう負けられないという点では変わらない。年間順位1位はかなえられなかった。シーズン終了後に退任する風間監督に、最後の最後に優勝という夢を届けたい。だが、大島、小林悠に続いて、中村憲剛もケガで出場できない。Jリーグ最終戦でゴールを挙げた長谷川をトップに三好と大久保がトップ下に控える布陣。ボランチにはエドゥアルド・ネットと並べて板倉が先発した。対するレッズはGK西川とCB槙野が代表戦で欠場。代わりにGK大谷、左CBにはケガ明けの宇賀神が入った。

 7分、左WB車屋のドリブルから左FW三好のクロスにCF長谷川、右FW大久保が飛び込むが、合わない。レッズも8分、右FW武藤がミドルシュートを放つと、9分にはCB宇賀神のクロスからCF興梠がシュート。GKチョンソンリョンがファインセーブ。続く柏木のCKにCF興梠がシュート。ポストを叩いた。

 22分、フロンターレのCH板倉がドリブルで前進。PA内に入っていくと、後ろからCF興梠が手をかけて倒される。しかしPKは取らない。この日の主審はフロンターレに厳しい笛が多い。33分、CH板倉がミドルシュートフロンターレは前への意識が強い。前半終盤はフロンターレが押していった。39分、右FW大久保から右に流して、右CB田坂が上がってシュート。40分、右FW大久保のスルーパスに右WBエウシーニョが走り込んでシュート。GK大谷が飛び出し、身体に当てる。44分、右WBエウシーニョのクロスにCF長谷川がヘディングシュート。さらにアディショナルタイム、左FW三好がミドルシュートを放つが、GK大谷がセーブした。前半はスコアレスで折り返す。

 後半頭からレッズは左FW高木に代えて李忠成を投入する。しかし後半もフロンターレが攻めていく。8分には右WBエウシーニョに代えて森谷を投入。レッズも13分、CH柏木に代えて青木を投入する。両チーム、積極的なメンバー交代。19分、右FW武藤のドリブルをCH板倉が止めて得たFKをCF興梠が蹴るが、枠を外す。20分、右CB森脇のミドルシュートはGKチョンソンリョンがセーブする。23分にはCF長谷川に代えてFW登里を投入する。レッズは26分、右FW武藤に代えてズラタンを投入。早くもすべてのカードを使い切った。

 そして26分、自陣深い位置から右CB森脇が蹴り込んだフィードにCF興梠が猛然と走り込み、GKチョンソンリョンの手前でトラップして、そのままゴールに流し込んだ。ついにレッズ先制。反撃したいフロンターレは30分、左WB車屋に代えてCF森本を投入。登里を左WBに回す。しかしなかなかチャンスがつくれないフロンターレ。判定にも泣かされ、大久保らが必死に抗議を行う。すると40分、右FW大久保のミドルシュートが右CB森脇の手に当たりコースが代わる。GK大谷がキャッチしたが、主審はPKを宣告。これを大久保が落ち着いて決めて、ついにフロンターレが同点に追い付いた。

 しかしゲームはこれで終わらない。43分、左FW興梠がヒールで落としたボールを左WB関根がシュート。DFのブロックではね返ってきたボールを関根が左に流すと、左FW興梠がクロス。右FW李のヘディングシュートはGKチョンソンリョンがナイスセーブをするが、はね返りが左WB登里の身体に当たってゴールに転がり込んだ。オウンゴール。またレッズがリードする。しかしゲームはまだ終わらない。アディショナルタイム46分、左WB登里のクロスにCF森本が身体で前に落としてシュート。フロンターレが再び同点に追い付いた。51分には左FW三好がミドルシュートを放ったが、これはGK大谷がナイスセーブ。勝負は延長戦に持ち越された。

 延長戦も激しいゲームが続く。序盤、レッズが攻め込んだが、フロンターレが逆襲。レッズ・ゴール前でFK、CKが続く。そして7分、フロンターレのCKのクリアからCH青木がドリブルで持ち上がると、右FW李とのワンツーからシュート。これが決まり、またもレッズが勝ち越す。板倉が足を攣るフロンターレ。レッズも駒井が動けない。延長戦も後半に入ると、2分、エドゥアルド・ネットのFKをCH板倉がヘディングで落とし、左FW三好がシュート。しかしDFがブロックして左に外れる。続く三好のCKはニアでCB谷口がフリック。しかしCF森本がわずかに届かない。このままレッズが勝利かと思われたが、12分、左サイドから三好のクロスをCH板倉がヘディングで落とし、上がっていたCBエドゥアルドがヘディングシュート。なんと三たびフロンターレが同点に追い付いた。こうなると勢いはフロンターレアディショナルタイムにはCF森本、右WB森谷、そしてCBエドゥアルドとミドルシュートを放つがゴールはならず。勝負はPK戦に委ねられた。

 そしてPK戦フロンターレの先頭は大久保。もう一度、落ち着いて決めると、レッズも一人目は阿部。1回はポストに当てたが、GKチョンソンリョンが先に動いたというのでやり直し。これはバーを叩きながらもゴールを決めた。しかしそんな動揺が残りのキッカーに影響したか、フロンターレは三好、エドゥアルドと落ち着いて決めたが、レッズは2人目ズラタン、3人目興梠と続けて失敗。フロンターレの4人目エドゥアルド・ネットが決めて、4-1。PK戦の末、フロンターレが準々決勝進出を決めた。

 次の相手はFC東京。12月23日とチャンピオンシップなどすべて終わった後になる。風間監督に最後のタイトルをプレゼントして送りたい。フロンターレ・サポーターの願いは次につながった。