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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1昇格プレーオフ セレッソ対ファジアーノ

 J2のチームのゲームを観ることは、天皇杯で勝ち上がったりした場合を除いてはほとんどない。特にファジアーノは、岩政や矢島、豊川は知っているが、他は全く知らない選手ばかり。あ、赤嶺は知っていた。今はファジアーノにいたんだ。ベンチには加地もいた。対するセレッソは、山口蛍を始め、柿谷、杉本、山下、丸橋、キムジンヒョンとJ1当時から活躍していた選手が多く残っている。もっとも山口にしろ、柿谷、杉本にしろ、昨シーズンは海外や他チームでプレーし、今季戻ってきた。それでもリーグでは3位とは勝ち点差をだいぶ空けられての4位だったのは、やはりJ2の戦い方の難しさを物語っているのかもしれない。対するファジアーノは6位。これまでもモンテディオなどが6位からJ1昇格を勝ち取った例があるので、セレッソも油断がならない。

 序盤からセレッソがパスを回して攻めていく。ファジアーノはしっかりと守ってカウンターを狙う展開。9分、セレッソのCHソウザがミドルシュート。これが両チーム、最初のシュート。15分にはファジアーノが右FW伊藤のFKからCB岩政がヘディングシュートを放つ。しかしゲームはJ2らしくお互いミスも多く、なかなかシュートまでもいかない。それでもセレッソが攻めていく展開で、21分にはCHソウザのクロスにこぼれ球を右SH清原がミドルシュート。23分、左SH杉本の落としから左SB丸橋がミドルシュート。27分、左SH杉本から左に流し、左SB丸橋のクロスからFW柿谷が落としてCHソウザがシュートを放つ。29分、CHソウザのミドルシュートはDFに当たりわずかにポストの左に逸れる。

 セレッソもゴール前を固めるファジアーノになかなか至近距離でのシュートは打てず、ミドルシュートが多い。ファジアーノはセットプレーでチャンスを狙う。37分、左SH伊藤のCKからCB岩政がヘディングシュートを放つが、ポストの左に外れる。前半はセレッソミドルシュートファジアーノが岩政のヘディングと膠着した展開のまま折り返した。

 後半に入り、2分、左WB三村がCH矢島とのワンツーからシュート。4分には左CB片山のクロスに左FW豊川がヘディングシュートと、勝利が絶対のファジアーノが序盤から攻めていく。しかし7分、左SB丸橋のCKをCHソウザがDFと競り合いながらヘディングシュート。こぼれ球を右SH清原が押し込み、セレッソが先制点を挙げた。その後はまた膠着状態。無理に攻める必要のないセレッソはパスを回してゲームをコントロールする。ファジアーノは17分、右WB澤口のクロスをCB山下がクリアしたところをCH矢島がミドルシュート。CH山口蛍が身体を張る。19分、左CB片山のロングスローにCB岩政がヘディングシュート。しかしこれもGKキムジンヒョンがキャッチした。

 何とか打開を図りたいファジアーノは27分左SH藤本、33分FW酒井宣福と攻撃的な選手を投入する。対するセレッソは31分、FW澤上に代えてCH山村を投入。ソウザをFWに上げて、中盤の守備力強化と前線に高さを加え、攻撃にも目配せをした配置転換。40分、セレッソは右SB松田の縦パスにCH山口が走り込んで、クロスにFWソウザがヘディングシュート。ファジアーノも41分、CH伊藤のクロスに左FW豊川がヘディングシュート。アディショナルタイムには左CB片山がミドルシュートを放ったが、DFがブロックした。逆に47分、CH伊藤が足を滑らせたところをセレッソのCH山口がボールを奪い、独走の上、シュートを放ったが、これはGK中林がファインセーブ。しかしそこでタイムアップ。昇格プレーオフ決勝戦は順当にセレッソが昇格を決めた。

 しかしこれまでもプレーオフで這い上がったチームの多くは、今季のアビスパしかり、昨季のモンテディオ、その前のヴォルテスしかりと、みんな1年でJ2へ戻っている。セレッソはどうだろうか。戦力的にはそこそこのメンバーが揃っているが、大活躍できる程でもない。1年で降格の可能性ということではコンサドーレの方が心配だが、いずれにせよしっかりと準備をして臨まないと、歓喜は1年で悲嘆になって返ってくる。すぐにも次年度の準備が必要だ。

PS.

 今朝の新聞を見たら、来シーズンは大熊監督を代えて、ユンジョンファン監督で臨むという。少し可能性が広がった気がした。