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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ第14節 ケルン対ドルトムント

 日本でクラブワールドカップが開催されている間にもヨーロッパの各リーグは平常どおり開催されている。彼らからすれば、リーガ・エスパニョーラレアル・マドリードだけのことだから、当然リーグは継続して開催する。それでも先週末はレスターの岡崎もミランの本田も途中出場、ケルンの大迫はフル出場ということで、香川がベンチにも入れないことは残念だが、ケルン対ドルトムントのゲームを観戦した。

 このゲーム、ケルンは大迫をFWではなくトップ下で起用し、代わりにルドニェフスがモデストと並んで2トップで先発した。布陣は中盤をダイヤモンドにした4-4-2、のように見えたが、前半20分過ぎ以降は左IHヘクトールがDFラインまで下がって5バックになっていたから、実際は3-4-1-2だったかもしれない。ヘクトールはこれまでのゲームでも左SBで先発しながら、ゴール前まで上がってプレーすることがたびたびあった。対するドルトムントはオバメヤンをCFに左右FWにロイスとデンベレが入る3-4-3の布陣。序盤からドルトムントが攻勢をかけていく。

 2分、右FWデンベレがドリブルで仕掛けて、クロスに左FWロイスがシュート。しかし足を滑らせシュートミス。3分、ヘルタもCHヘーガーのフィードにFWルドニェフスが抜け出して、戻しのパスにCHオズジャンがミドルシュート。しかしこれもうまく足に当たらない。ドルトムントは4分、右WBドゥルムがミドルシュート。しかし余裕でGKケッスラーがセーブする。9分には右FWデンベレのドリブルから縦パスに走り込んだ左FWロイスがクロス。CFオバメヤンがネットを揺するが、これはオフサイドだった。

 前半序盤はドルトムント・ペース。ポゼッション率も70%近く。パスを回して圧倒的に攻めていく。大迫も守備に追われる場面が多い。20分には右FWデンベレミドルシュート。24分、左FWロイスのFKはわずかにポスト左に外れる。しかし先制したのはケルン。前半28分、中盤深い位置で得たFKをヘクトールが蹴ると、FWルドニェフスが走り込みヘディングシュート。これが決まり、ケルンが先制点を挙げた。その後はケルンが守る。ドルトムントの攻撃も前3人だけが攻める感じで有効な攻めができないまま、前半を終えた。

 後半5分、大迫が決定的なシーンを演出する。絶妙のスルーパスにFWモデストが抜け出して、GKもかわしてシュート。しかし腰が回りきらない。右のサイドネットに外した。大迫は守備でも目立つ。うまく身体を入れてボールを奪い取ると、何度も攻撃の起点となっていく。11分、右サイドのスローインからFWモデストが落として、FWルドニェフスがシュート。DFがブロックする。16分、左WBヘクトールのFKからCBソーレンセンがヘディングシュート。さらに21分にはカウンターからCHオズジャンの縦パスを受けたOH大迫がドリブルで持ち上がり、クロスを入れるが、駆け上がったオズジャンにわずかに合わず。後半はケルンの攻撃の方がドルトムントを上回っている。

 29分、右FWデンベレのスルーパスに左FWロイスが抜け出してシュート。しかしGKケッスラーがナイスセーブ。なかなか攻撃が形にならないドルトムントは30分、CBパパスタソプロスに代えてFWラモスを投入する。4バックにして前線は2トップ。ケルンも31分、FWルドニェフスに代えて左SBラウシュ。はっきりと4バックにして前線はいつものモデストと大迫の2トップ。42分にはFWモデストに代えてギラシーを投入し、前線の運動量を強化する。

 43分、FW大迫のスルーパスに左SHヘクトールが抜け出してシュートを放つが、GKバイデンフェラーがナイスセーブ。そして45分、右SHデンベレの縦パスに走り込んだFWラモスがクロス。左SHロイスがシュートを決めて、土壇場でドルトムントが同点に追い付いた。そしてそのままタイムアップ。ケルンは勝利まであと一歩だったが、最後に2トップにしたドルトムントの攻撃を抑えきれず、痛恨のドローに終わった。

 大迫は前半こそ守備に追われ、岡崎か!と思うような、戻ってのボール奪取という場面も何度か見られたが、後半はしっかりトップ下で機能していた。ルドニェフスがスピードで抜け出すタイプなのに対して、大迫はキープもできて、パスも出せる万能型。FWモデストとの相性は大迫の方がずっと上だが、1トップにして大迫をトップ下で使うというのもありだなと昨日のゲームを観ていて思った。一時の本田みたい。でも大迫は本田以上に動けてスピードもある。早く次のゴールが見たいと心底、思った。