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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

クラブワールドカップ準決勝 レアル・マドリード対クラブ・アメリカ

サッカー

 いよいよクリスティアーノ・ロナウドが登場した。その割に日産スタジアムは空席が目立つ。それでも5万人は越えていたようだから、仕方ないのかもしれないが。レアル・マドリードの布陣は4-3-3。バランとナチョのCBに右SBカルバハル、左SBマルセロ。セルヒオ・ラモスは体調が整わなかったようだ。中盤はカミゼーロをアンカーにモドリッチとクロース。そしてFWはベンゼマを中央に、クリスティアーノ・ロナウドとルーカス・バスケス。この二人は頻繁に左右を入れ替えて、自由にポジショニングをする。対するクラブ・アメリカは5バックで守りを固める5-3-2。中盤は当初サンブエサが中央に入った。

 7分、クロースのCKのクリアを右FWルーカス・バスケスミドルシュート。11分には左FWクリスティアーノ・ロナウドもドリブルからミドルシュートを放つ。中でもルーカス・バスケスの運動量には驚いた。左右だけでなく、中盤まで下がって守備もこなし、最前線まで上がっていく。クラブ・アメリカも12分、右SHイバラのドリブル突破からクロスにFWペラルタがミドルシュート。5バックで守備を固めるが、決して守り一辺倒ではなく、虎視眈々とカウンターを狙い、チャンスと見れば一気に上がっていく。21分にも左SBマルセロにプレスをかけてボールを奪った右SHイバラがそのまま上がってミドルシュートを放つ。

 逆にレアル・マドリードは序盤、無理せずにパスを回して隙を伺う。26分、右FWルーカス・バスケスがボールを奪い、左FWクリスティアーノ・ロナウドに預けると、そのまま上がっていって、バスケスのクロスにロナウドがヘディングシュート。二人だけでシュートまでこぎつける。しかもシュートはポスト直撃。惜しいチャンスを逃す。クラブ・アメリカも30分、CHサンブエサのドリブルからクロスにFWロメロがシュート。サイドネットを叩く。

 33分、クリスティアーノ・ロナウドのFKが壁に当たり、はね返ったところをクリスティアーノ・ロナウドが直接ボレーシュート。強烈な弾道だったが、GKムニョスがファインセーブ。35分にもまたもクリスティアーノ・ロナウドとルーカス・バスケスのコンビ。ロナウドが右にはたき、バスケスのスルーパスに走り込んでクロスを入れるが、中に走り込む選手がいない。クラブ・アメリカも37分、FWペラルタの縦パスに走り込んだ左SHウィリアムがミドルシュート。GKナバスがセーブした。

 そして前半はこのままアディショナルタイムに入っていく。このまま前半終了かと思った47分、レアル・マドリードが押し込み、クリスティアーノ・ロナウドが戻したパスを右IHモドリッチが左に流すと、左IHクロースが絶妙のスルーパス。CFベンゼマが走り込んで、右足アウトでフワッと浮かせるシュート。これが決まり、レアル・マドリードが前半のうちに先制点を挙げた。

 何とか前半はスコアレスで終えたかったクラブ・アメリカだが、後半も堅い守備から積極的にゴールを狙う。しかしレアル・マドリードの守備もしっかりしている。そこで9分、右WBアルバラードを下げてCHゲレロを投入。布陣も4-4-2に変更し、サンブエサを左SHに上げて、中盤をゲレロとウィリアムで守る形。しかしレアル・マドリードの勢いは止まらない。15分、右IHモドリッチの縦パスを受けた左FWクリスティアーノ・ロナウドが右に展開。右FWルーカス・バスケスのクロスにロナウドがシュートを放つ。DFがブロックした。

 そこでクラブ・アメリカは16分、右SHイバラをキンテロに交代。さらに攻撃性を強める。そして18分、PA右横でFKのチャンスを得ると、レアル・マドリードは壁がマルセロ1枚。大丈夫かなと思ったが、直接狙ったサンブエサのシュートはGKナバスがナイスセーブで弾き出す。レアル・マドリードも21分、右IHモドリッチが右に展開。右SBカルバハルの縦パスに右FWルーカス・バスケスが絶妙なクロス。しかしCFベンゼマと重なってクリスティアーノ・ロナウドのヘディングは戻すだけ。これを右IHモドリッチがオーバーヘッドキック。しかしシュートはポスト右に外れた。

 1点を返す必要があるクラブ・アメリカは25分、FWロメロに代えて左SHアロンジョを投入。キンテロをFWに上げて、サンブエサを右SHに。積極的にポジションチェンジをして打開を図ろうとする。レアル・マドリードも27分、左IHクロースに代えてハメス・ロドリゲスを投入。34分、CHゲレロの縦パスに走り込んだ左SHアロジョがゴール前にクロス。しかしFWキンテロの前でCBナチョがクリアした。35分にはCFベンゼマに代えてモラタを投入。同時にルーカス・バスケスを左SH、ハメス・ロドリゲスを右SHに移し、4-4-2の布陣に変更する。

 44分、右SHハメス・ロドリゲスのサイドチェンジから左SHルーカス・バスケスの縦パスに左SBマルセロが走り込み、クロスにFWモラタがシュート。わずかにポスト右に外す。クラブ・アメリカも後半終盤にはだいぶ運動量が落ちてきた。なかなかレアルのゴール前を脅かすようなチャンスを作れない。アディショナルタイム47分、右SHサンブエサのフィードに右SBバルデスが走り込むが、届かない。そして48分、中盤でCHカゼミーロがボールを奪うと、FWモラタが前に運んで、右SHハメス・ロドリゲスがスルーパス。ギリギリでFWクリスティアーノ・ロナウドが走り込んで、GKをかわすシュート。最後はロナウドがダメ押し点を決めて2-0。レアル・マドリードが実力の差を見せ付けて決勝進出を決めた。

 ベイルのケガやハメス・ロドリゲスセルヒオ・ラモスのベンチスタートなどで華を欠いたゲームになるかなとも思ったが、クリスティアーノ・ロナウドのサービス精神は超一級品。モドリッチやクロスなど実力派に加え、ルーカス・バスケスの献身的なプレーもあって、レアル・マドリードはしっかりとゲームを作り、そして勝利した。これでベイルが健在だったらどういう結果になったのだろうか。恐るべし。そして決勝ではアントラーズがこのレアル・マドリードと戦うことができる。こんな幸せなことはない。永木先発は当然として中盤はどういう攻勢にしてくるだろうか。金崎は先発で起用するのか。またCBはファンソッコか植田か。想像は尽きない。日曜日のゲームが今から本当に楽しみだ。