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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ第22節 サウサンプトン対レスター

 サウサンプトンの吉田麻耶とレスターの岡崎、ともに先発出場して両者の対決が見られた。特に吉田はこれまでサウサンプトンのTV中継がなかったので、今季初めてサウサンプトンでのプレーを見る。リーグ序盤は出場できないことが多かったが、このところは7試合続けての先発出場だそうで、岡崎も含めて他の選手がなかなか出場できないのに対して、吉田はコンスタントにプレーを続けている。長友も本田もベンチを温めているばかりのセリエAのゲームばかり、どうしてNHKは放送をするんだろう。

 序盤からサウサンプトンが積極的に攻めていく。レスターはアンカーにヌディディを置いて、左右にメンディとドリンクウォーターを並べる3ボランチ。岡崎はトップ下に入ったが、中盤の守備が甘い。6分、サウサンプトンの左SHタディッチのクロスに右SHレッドモンドがヘディングシュート。9分にはサウサンプトンが押し込んで、こぼれ球を左SBバートランドのクロスから右IHホイビヤがシュートを放つ。

 レスターの中盤はメンディとドリンクウォーターが攻守に中途半端なポジションで、OK岡崎もどこまで守備をしたらいいのかわからない感じ。中盤の両サイドの守備が薄く、サウサンプトンがそのスペースを使って積極的にクロスを入れていく。13分、右SHレッドモンドのクロスにCFロドリゲスがヘディングシュート。19分には左SHタディッチのクロスに右SHレッドモンドがシュート。GKシュマイケルがファインセーブで弾き出す。続くCKのクリアを拾ったFWグレイがドリブルからミドルシュート。レスターはFWグレイの単独プレーばかりが目立つ。24分、FWグレイのパスカットからOH岡崎がドリブル。スルーパスを出すも、グレイの前でDFがカットした。

 そして26分、サウサンプトンの右SBソアレスが右SHレッドモンドとのワンツーで抜け出すと、クロスに左IHウォードプラウズがミドルシュート。これが決まり、サウサンプトンが先制点を挙げた。レスターも30分、CBモーガンの縦パスをFWグレイが落とし、OH岡崎がドリブル。ファールで止められて得たPA前のFKをグレイが蹴るが、壁に当たった。

 すると39分、サウサンプトンは中盤左サイド深い位置からのFKをウォードプラウズが蹴ると、CB吉田とCBフートが競って、こぼれ球をCFロドリゲスがシュート。前半のうちに2点目を挙げる。レスターの攻撃は個人頼み。41分、FWグレイがドリブルで駆け上がりシュートを放つが枠の外。ようやくアディショナルタイムにFWバーディーがドリブルで上がって、クロスにOH岡崎が飛び込み、ヒールでシュートを放つが枠を捉えられない。前半は2-0とサウサンプトンのリードで折り返した。

 中盤の守備が全く機能しないレスターは、後半頭からMFメンディに代えて右SHオルブライトンを投入。中盤をヌディディとドリンクウォーターのダブルボランチにして、グレイを左SHに下げ、岡崎を下がり目のFWに置く4-4-2の布陣にする。するとようやくレスターのプレスが効いて、中盤でボールを奪い、パスがつながるようになってくる。13分、右SHオルブライトンミドルシュートを放つ。

 サウサンプトンは11分、CBファンデイクがFWバーディーと交錯した際に足首を痛め、若いCBスティーブンスと交代する。ファンデイクに代わってキャプテン・マークを受け取ったのは吉田。吉田が左CBに変わって、チームを引き締め、鼓舞する。15分、左SBフックスのミスパスを奪って、右IHホイビヤがミドルシュート。16分には、右SHレッドモンドのクロスに左IHウォードプラウズがミドルシュートを放つ。

 レスターはポジションチェンジでようやく互角に戦えるようになってきたと思ったのに、18分、ラニエリ監督はFW岡崎を下げて、ムサを投入する。ゴールがほしいのはわかるが、中盤でボールを奪えなければどうしようもない。その後はまたサウサンプトンのペースになってくる。26分、CHロメウミドルシュート。レスターも27分、FWムサのクロスをCBフートが落とし、CBモーガンがシュート。しかし至近距離で合わせることができなかった。逆にサウサンプトンは30分、SHタディッチのFKにCB吉田が抜け出してヘディングシュート。ネットを揺らすが、わずかにオフサイドを取られた。吉田も落ち着いて守備を統率するとともに、チャンスではしっかりと攻撃に参加している。

 サウサンプトンは35分、CFロドリゲスに代えてロングを投入すると、41分、中盤からの縦パスに抜け出したCFロングがそのままドリブル。レスターのCBモーガンが倒して、PKを献上する。これをタディッチが落ち着いて決めて3点目。アディショナルタイムにも左IHウォードプラウズのミドルシュート。さらにCFロングのヘディングシュートと最後までサウサンプトンが攻めきってレスターを完封。3-0で5試合ぶりの勝利を挙げた。

 これからリバプールとのリーグ杯準決勝、さらにアーセナルとのFA杯と強豪との対戦が続くサウサンプトンだが、フォンテが移籍し、ファンデイクも足首を痛めた状況では、守備の統率は吉田に求められることになる。簡単ではないかもしれないが、チームの中では最年長に近い年齢になっており、こうした立場での活躍は日本代表にとっても大きな力になると思うのでがんばってほしい。(と書いたら、リーグ杯は第1戦に続いてリバプールに勝利。決勝進出を決めた。)

 一方、レスターはラニエリ監督がダメダメ。昨季は4-4-2の布陣、岡崎とバーディーの2トップで優勝したのだから、それを継続すればいいのに、なぜかメンバーをいじっては結果が出ない悪循環を繰り返している。岡崎もそろそろ見切り時かも。若しくは監督交代が必要な時期かもしれない。