とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

天気予報の曖昧な表現

 妻が「最近の天気予報はおかしい」と言う。当たる・当たらないということではなく、TVで気象予報士などが伝える天気予報の言葉がおかしいと言うのだ。そう言われてみれば、確かに責任回避を図っているかのような言葉が時々聞かれるように思う。

 と思ってからしばらく、天気予報に耳を傾けているのだが、なかなか「これは!」という表現に行き当たらない。そうでもないのかな? とりあえず、気になった表現を二つ。

・雨が降ることもあるでしょう。

・雨が降るかもしれません。

 これらの言葉の前に、「晴れ、時々曇り、ところによって」という言葉をつけると、見事に全ての天気を予報することになる。でも実際にこんな天気もありがちな気もする。「雨が降るところもあるでしょう」と言われれば、地理的広がりがある中で、「降るところ」と「降らないところ」があるのはやむを得ないと思うが、「ところ」ではなく「こと」と言われると責任回避のようにも聞こえる。

 それを聞いていた娘がスマホの天気予報を見ると、1時間ごとの天気予報に「曇っていく」という表記があった。「晴れのち曇り」とどう違うのかわからない。「曇っていく」の方が何となく臨場感があるけれど。「次第に曇り」の方が適切ではないかな。

 ということで、まだ「これは!」という表現に行き会えずにいる。これからもしばらくは天気予報から目が離せそうにない。天気予報士のお兄さん、お姉さん、とんでも表現、待ってます。