読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アルガルベ杯グループB第1戦 日本対スペイン

 今年もアルガルベ杯が始まった。高倉監督になって初めての国際大会。昨季はアメリカ、スウェーデンと海外遠征して2敗1分だったが、そろそろ勝利が欲しい。スペインだったら十分勝てると思っていたが、予想以上にスペインが強い。若手を多く起用した日本は、まだまだ連携ができていない。

 先発は田中美南のワントップにOH増矢、中里と中島が左右に開き、ボランチは阪口と佐々木繭。鮫島を右SBで起用して、左SBにはなでしこ初出場の北川。CBで熊谷とコンビを組むのは高木。GKは山根が起用された。

 序盤からスペインがアグレッシブにプレスをかけてくる。日本は後手に回り、ミスが多い。セカンドボールもことごとくスペインが拾う。12分、左WBレイラがミドルシュート。スペインは3バックで中盤の人数が多いせいもあってか、日本は中盤でうまくパスがつなげず、ミスが多い。

 24分、左SH中里のミドルシュートが日本の初シュート。それでも31分、CF田中美南ポストプレーから右SH中島が駆け上がり、クロスにOH増矢が走り込む。これはクリアされたが、続くCKにCF田中美南がオーバーヘッドキックを見せる。田中美南はよくがんばっていると思うが、増矢が下がり過ぎて、ほとんど二人の連携はない。

 35分、右CBイヴァナのフィードに右IHアマンダが走り込み、クロスのクリアをFWイェニがシュート。GK山根がキャッチする。37分には左IHアレクシアから左に流して、左SBレイラのクロスに右IHアマンダがシュート。左SB北川がブロック。腕に当たるが、PKは取られなかった。39分にはスペインのFKにGK山根が飛び出すが、ボールに触れず。逆に右SB鮫島を叩いてしまう。日本はちぐはぐなまま。それでもCB熊谷らのがんばりで何とか前半はスコアレスで折り返した。

 後半頭から日本は左SHに長谷川を起用。中里をCHに下げ、OH増矢に代えてFW横山を投入。スペインもFWイェニに代えてオルガを投入した。後半も攻めるスペイン。5分には右SB鮫島のバックパスをキックしたGK山根のフィードをFWオルガがカット。ミドルシュートはGK山根が弾いてバーに当たる。あわやの場面。まだまだGK山根は不安定だ。

 それでも日本も前半に比べれば中盤でプレスがかかるようになってきた。13分、FW横山の縦パスにFW田中がDFと競りながら前に進んでュート。GKパニョスがセーブする。ようやく日本がペースを握り出したかと思った14分、左サイドからのスローインにCHメセゲルがフリーとなって、長い距離のミドルシュート。これが決まり、スペインが先制点を挙げた。

 21分、スペインはFWウェロに代えてベテランのソニを投入する。26分、CB熊谷のバックパスを蹴ったGK山根のフィードをFWオルガがカット。ミドルシュートはDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれる。スペイン追加点。日本は28分、CH中里に代えて宇津木を投入。31分、CH阪口が中盤でFWソニにボールを奪われ、ミドルシュートを放たれる。坂口にいつものキレがない。日本選手はまだオフから十分身体ができていない感じ。

 それでも36分、右SH中島のヘディングをFW田中美南が落とし、左SH長谷川のスルーパスにFW横山が抜け出してシュート。ようやく日本が1点を返す。41分にはCH宇津木の縦パスから右SH中島が仕掛けてクロス。FW田中美南のシュートはDFにブロックされるが、続くCKから中島の落としにCH宇津木が縦パス。FW横山がシュートを放つが、GKパニョスがセーブした。45分にはCB高木のFKからCB熊谷がヘディングシュート。しかしGKパニョスがキャッチ。アディショナルタイムにはCH宇津木の縦パスに左SB北川が走り込み、クロスはDFがクリアするが、右SB鮫島がクロス。GKパニョスがキャッチする。

 結局そのままタイムアップ。アルガルベ杯初戦、日本は黒星発進。高倉監督の初勝利はまたお預けとなった。まだまだ若手を多く起用して、連携を試している感じ。加えてコンディションがかなり違う。それでも田中美南や長谷川、宇津木はいいプレーを披露した。この後も多くの選手を起用して、連携を深めていってもらえばいい。将来に対する期待は高い。