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とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ブンデスリーガ第25節 ケルン対ヘルタ・ベルリン

 今日未明に行われたW杯最終予選UAE戦は無事勝利してよかった。まだ前半途中までしか観ていないが、みんな気持ちが入り、動きがよかった。その観戦記はまた書くとして、その前に先週末に行われた大迫対原口の日本人対決を書いておく。

 前節ドルトムントに勝利した5位ヘルタを7位ケルンが迎え撃つゲーム。ケルンはここ5試合勝利がないが、けっして不調というようには見えない。FW大迫も好調を持続している。それでもそろそろ勝利がほしいケルンは中盤を左からツォラー、レーマン、ヨイッチ、クレメンスとフラットに並べる4-4-2の布陣を採ってきた。対するヘルタはこのところ不動の4-2-3-1。ダリダをトップ下に、原口もいつものように右SHで先発出場した。

 5分、左SBヘクターの縦パスを大迫がDFを背負って収めると、流したボールをFWモデストがミドルシュート。序盤からケルンの縦パスがよくFW大迫に収まる。そして6分、CHレーマンの縦パスをFW大迫が腿でトラップすると、そのまま前を向き、ミドルシュート。これがゴール右隅に吸い込まれるスーパーシュート。ケルンが早々に先制点を挙げた。

 先制したケルンは守備の帰りも早い。そして縦に速い攻撃。16分、CHレーマンの縦パスをFWモデストが落として、FW大迫がスルーパス。右SHクレメンスが抜け出してクロスを入れるが、ゴール前に走り込んだFWモデストにはわずかに届かない。GKがクリアした。ヘルタも22分、右SBペカリークのクロスに右SH原口がニアに走り込み、ヘディングシュート。しかし枠を捉えられない。ヘルタは前半、両SHが中に絞ってプレーすることが多い。両SBを上げてサイド攻撃をする作戦だったかもしれないが、両サイドの上がりは多くない。30分には、左SHカルーが足を痛めて右SHバイザーに交代。原口が左SHに回った。32分、左SBプラッテンハルトのクロスにCFイビシェビッチがヘディングシュートを放つが、GKホルンがセーブした。

 大迫には本当によく収まる。そして大迫から何本もスルーパスが放たれる。そして35分、右SHクレメンスから左に展開されたパスをFW大迫が収めると、クロスにFWモデストがダイレクトボレーをゴールに突き刺した。ケルン、追加点。さらに37分、左SBプラッテンハルトからの縦パスを受けた左SH原口を右SHクレメンスと右SBオルコフスキで挟んでボールを奪うと、CHレーマンの縦パスをFWモデストがヒールでナイストラップ。そのまま前を向いて、GKをよく見てシュート。あっという間に3点目を奪い取る。ヘルタもアディショナルタイム、CBブルックスのフィードを右SHバイザーが落とし、OHダリダのスルーパスにバイザーが抜け出してクロス。だがCFイビシェビッチには通らない。前半で3-0。ケルンがリードして折り返した。

 ヘルタは後半頭からシェルブレットに代えてFWアラギを投入。布陣を4-4-2にして前から攻めていく。そして5分、CHダリダのFKに飛び込んだCHシュタルクがGKホルンと接触。これで得たPKをCFイビシェビッチが決めて、ようやくヘルタが1点を返した。さらに攻め続けるヘルタ。15分には左SH原口がドリブルで仕掛けるが、DFにブロックされる。17分、ケルンは左SHツォラーに代えてCHヘーガーを投入。クレメンスを左SHに、ヨイッチを右SHに回す。そして18分、左SH原口のドリブルから不用意なパスをCHレーマンが止めると、CHヘーガーが前線にフィード。FWモデストが抜け出してシュート。ついにケルンが4点目。ヘルタも24分、CKからCBブルックスがヘディングを叩き込み、4-2と詰めるが、その後はなかなか攻め込めない。

 28分、左SH原口に代えてミッテルスタッドを投入。この日の原口にはミスが多かった。ケルンも31分にはヨイッチに代えてCBソーレンセンを投入。3バックにして守りを固める。37分、左SHミッテルスタッドのクロスにCFイビシェビッチシュート。しかしGKホルンがファインセーブ。アディショナルタイムのCKからのCBブルックスのヘディングシュートもGKホルンがナイスセーブ。2点のリードを守り切って、ケルンが6試合ぶりに勝利を挙げた。

 これでEL圏内の6位浮上。大迫とモデストの連携もいいし、これからケルンはさらに順位を上げていくのではないか。一方、ヘルタはアウェイではイマイチ。カルーの負傷が長引くようなら、原口はまた左SHに復帰できるかもしれない。このゲームのように中に絞ってプレーできれば、右サイドでもいいが、やはり左サイドの方がやりやすそう。いずれにせよヘルタは今後も勝ったり負けたりのこんな調子が続くんじゃないかな。大迫、原口の二人には、続くタイ戦にも日本の大黒柱としてがんばってもらいたい。