読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

キリンチャレンジカップ2017 日本対コスタリカ

 アルガルベ杯では2勝2敗で6位という結果だったなでしこジャパン。その大会では長谷川唯や横山など新戦力の台頭が見られたが、このコスタリカ戦では、若手選手のさらなる掘り起こしが期待される。先発はGK池田。CBには熊谷と並んで市瀬が抜擢された。そして中里が阪口と並んでボランチ。もちろん左SH長谷川とFW横山、FW田中美南も先発出場だ。

 序盤から日本がコスタリカを圧倒する。4分、右SH中島が切れ込んでミドルシュートを放てば、6分にはFW横山もミドルシュート。13分、中島のCKにCB熊谷がヘディングシュートを打てば、14分、FW横山がドリブルからミドルシュート。さらに続くCKにFW田中がニアに飛び込む。わずかのポスト左に外れた。そして23分、右SB高木が中へドリブルをしてFW横山に渡すと、反転した横山はそのまま左に持ち出してミドルシュート。これが決まり、日本が先制点を挙げた。

 しかし先制して日本が落ち着いたか、コスタリカが日本のパスワークに慣れてきたせいか、コスタリカの攻撃の場面が次第に増えてくる。25分、CL2連覇のパリ・サンジェルマンで活躍するCHシルレイ・クルスがミドルシュートを放つと、37分にはFWラケル・ロドリゲスのクロスから右SHエレラがシュートを放つ。GK池田がナイスセーブ。日本も40分、CH阪口の大きなサイドチェンジから左SH長谷川がゴール前にクロスを入れるが、FW横山のタイミングが合わず、シュートは打てない。42分には左SH長谷川がミドルシュートを打った。前半は1-0。日本リードで折り返した。

 後半頭からコスタリカはGKをノエリア・ベルムデスに交代。日本も右SH籾木、CHには中里に代えて隅田を投入する。3分、CKの流れの中からFW横山がシュートを放つ。後半に入っても日本の攻勢は変わらない。コスタリカも13分、FWラケル・ロドリゲスのスルーパスに右SHエレラが走り込み、クロスにCHシルレイ・クルスがシュートを放つが、CB市瀬が身体を張った。日本は15分、CH阪口の縦パスを右SB高木がさらに縦につなぎ、FW田中の落としから右SH籾木がドリブル。FW横山がシュート。DFに当たったこぼれ球を横山が拾って、左に流すと、左SH長谷川がミドルシュート。しかし大きくふかしてしまった。20分、コスタリカがカウンター。CBサンチェスからのフィードに右SHエレラが抜け出すが、GK池田が早い寄せ。シュートは枠を外した。

 日本は18分、左SB宇津木に代わって佐々木繭を投入。22分、CB市瀬の縦パスから左SH長谷川がスルーパス。FW田中がDFと競り合いながら抜け出すが、GKノエリア・ベルムデスが飛び出し、セーブされた。続く23分にはFW横山のスルーパスにFW田中が抜け出しシュート。しかしこれもGKノエリア・ベルムデスがナイスセーブで弾き出す。この日もゴールが遠い田中美南。24分にはFW横山に代わって、上野が交代出場。すると29分、左SH長谷川の縦パスに抜け出したFW上野がGKとDFの間に絶妙のクロス。FW田中がそのまま押し込んで、日本がようやく追加点を挙げる。アルガルベ杯でもノーゴールだった田中美南にとっては、ホッとするゴールだった。

 その後は日本が断然攻めていく。31分、右SH籾木のクロスのこぼれ球をFW田中がシュート。33分、籾木のCKからFW上野がヘディングシュート。そして37分、CB熊谷の縦パスから、FW田中がポストになって左に展開。左SH長谷川のクロスに右SH籾木がシュート。日本が3点目を挙げた。直後の38分には左SH長谷川に代えて大矢を投入。すると39分、左SH大矢の縦パスにFW上野がクロス。左SH大矢がスルーしたところをCH阪口がミドルシュート。しかしGKノエリア・ベルムデスがナイスセーブ。そして40分、最後のカードはFW田中に代えて右SH猶本。猶本も積極的にボールに絡んでアピールしていく。42分、CH隅田のミドルシュートはバーを叩く。45分、左SH大矢の縦パスを受けて、OH籾木がミドルシュート。しかしわずかに右に外れる。そしてタイムアップ。3-0で日本がコスタリカに快勝した。

 ゲーム後、高倉監督は「まだまだ、やりたいことが十分できていない」と辛口のコメントを話していたが、監督自身がU17、U20で一緒に戦ってきた若手を積極的に起用し、みんなもリラックスしてプレーできていた。坂口、宇津木といった20代後半の選手も融合し、中間世代の熊谷や横山、猶本、田中らも噛み合って、いい雰囲気になっている。今季のなでしこリーグも既に開幕している。DAZNでの中継がないのが残念だが、リーグ戦で揉まれて、さらに実力を高め、来年のアジアカップ、そしてW杯予選まで順調に成長していってほしい。