とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

交換日記

 9月。再就職してから、わずか3ヶ月しか経っていないけど、すごく長い時間が経ったような気がします。

 最近は先週末に、図書館から村上春樹の「騎士団長殺し」を借りてきたので(6ヶ月経ってようやく予約の順番が回ってきた)、ひたすらそれを読んでいます。面白いけど、村上春樹にとってセックスってなんだろうと考えてしまった。また先日は、元早稲田大の加藤典洋の「敗者の想像力」を読んで、大江健三郎をもう一度読んでみるのも面白いと思いました。加藤典洋村上春樹論はしっかりと分析されており、かなり面白かった。ということで読みたい本ばかりが次々と積み重なっていく状況です。村上春樹と一緒に借りた本が他に2冊もあるのに。

 

>娘さんのご婚約の予定はありますか?

  いや、彼女は独りで生きていくんじゃないでしょうか。というか、どうせ女性は結婚しても最後は独りで生きていくことになるのだから、それまでの間をいかに生きるか、ということですよね。結婚生活が人生を豊かにすればよし、疲弊するようなら無理に結婚する必要もなし。これからは家族の形も変わって、産む女性、育てる女性と分化するのかもしれません。男はしょせん彼女ら、すなわち人類の係累の中で、その存続をサポートする役割しか与えられていないのではないでしょうか。ようするに僕らはもう、いつ死んでもいい、ということですが。それで、彼女らの邪魔をしないように生きていこうと思うのですが、妻は「もっと積極的に役割を果たせ。あれをやれ、これをやれ」と言われるので困ってしまう。・・・と今回もまた、妻への愚痴で終わりました。

 いや、本当はそんなことないんですよ。村上春樹のように、妻を愛していますから・・・。