とんま天狗は雲の上

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第〇週って、いつ?

 先日、ある仕事を数人の人に、「あなたは第1週、あなたは第2週・・・」と割り振った。その際に、第1週とは何時だろうと疑問に思い、割振り表の下に注記で「月曜日が1~7日の週を第1週とカウントします」と書いておいた。すなわち、今月(2017年9月)でいえば、今月は4日が月曜日だから、4日から10日までが第1週とし、9月1日は8月の最終週(第4週)として仕事をしてもらうつもりだった。

 ところが、どうもこれが混乱する。職場に掲げてあるカレンダーの1列目が第1週と考える者が多い。すなわち、9月4日からの週は第2週で、1日は第1週。それで8月28日から31日は第5週と考える。確かにそうした考え方もよくわかる。

 例えば、来月(10月)は1日が日曜日だ。職場に掲示してあるカレンダーでは日曜日始まりのものが多いから、1日から7日までは1列目に表示してあり、第1週ということになる。しかし月曜日始まりのカレンダーだったら、第1週は1日だけで、2日からは第2週ということになる。

 果たして、決まりはあるのか。調べてみたら何と「ISO8601」に第〇週の数え方について規定されていた。ただし毎月の第〇週ではなく、1年のうちの第〇週なのかという定義だ。それによると、「最初の木曜日を含む週が、その年の第1週である」と規定されている。ちなみに、ISO8601の規定では、1週間は月曜日から日曜日までで、2017-W37-1と記載されていれば、9月11日(月)を示す。

 来年、2018年の1月1日は月曜日に始まるので、2018-W01-1と表記されるが、今年は1日が日曜日だったので、最初の木曜日である5日の含まれる週の月曜日から日曜日が第1週。すなわち、1月1日は2017-W01-1ではなく、2016-W52-7と表記される。今年の1月1日は2016年だった?!

 その定義でいくと、やはり今月は4日から10日までが第1週で正しい。しかし「最初の木曜日を含む週」という定義が異なる。うちの仕事の割当て表も注記に「ISO8601による」と修正しようかな。みんなさらに混乱するだろうな。